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平成13年第3回定例会(第1日 9月10日)

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  1. 精華町議会 2001-09-10
    平成13年第3回定例会(第1日 9月10日)


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成13年第3回定例会(第1日 9月10日)   ○議長  それでは、皆さんおはようございます。           (おはようございます。) ○議長  ただいまの出席議員数は全員であります。  定足数に達しておりますので、ただいまから平成13年第3回精華町議会定例会を開会いたします。  本日ここに平成13年第3回精華町議会定例会の開会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様方には公私極めてご多用のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。本日は台風も近づいておりますので見守っていきたいと思っております。  9月に入り涼しくなってきたものでありますが、この7、8月は記録的な暑さと水不足であったことなどは、地球温暖化問題も背景にあるのではないでしょうか。20世紀の暮らしの基調は、エネルギーや資源の多量消費を行い、無限にあるという大きな誤解を抱いたものです。自然の浄化能力を一たん超えたら後始末に膨大な費用と時間とかかることは言うまでもないことです。97年には、京都で開催された気候変動枠組み条約第3回締約国会議で採択された二酸化炭素など温室効果ガスの厳しい削減率が各先進国に義務づけられたものです。温暖化対策のほか廃棄物の排出抑制、燃費がよく有害物質の排出が少ない低公害車の普及や公共交通機関の利用促進など、さまざまな政策を組み合わせて活用し経済社会のクリーン化を進めるほか、環境教育や情報提供、投資などを通じあらゆる場面に環境配慮を織り込むことが必要とされていて実行する時代が来ています。  それと報告になりますが、今月の3日に府内32町村議会議長と知事をはじめとする府幹部との府政懇談会を開催いたしました。各生活道路の整備促進や有害鳥獣対策の充実、京都縦貫自動車道の早期完成など、地域ごとに9項目の要望が出され、また自由懇談でも道路整備や市町村合併について意見が出されていました。  さて、本定例会に提出される諸議案につきましては、後刻行政から説明がありますが、決算認定を中心に補正予算、契約案件等々であります。極めて重要な案件が数多く提案され、議員の皆様方におかれましては慎重なご審議の上、適切妥当な結論を得られますようお願い申し上げますとともに、議会運営の効率化に向けご協力を賜りますことをあわせてお願い申し上げ、簡単ではございますがごあいさつにかえさせていただきます。  それでは町長よりごあいさつを受けたいと思います。町長、どうぞ。 ○町長  皆さん、改めておはようございます。           (おはようございます。) ○町長  先ほど議長のお話のように、台風15号は若干近畿をそれそうな感じではございますけど、まだ秋雨前線をかなり刺激しておるようでございますので、十分な警戒が必要だと思います。現在のところ本町におきましては被害の報告はございません。議員の皆様方におかれましては公私とも、また農繁期を間近に控えまして、町住民の方々とともに大変お忙しいところ、平成13年第3回精華町議会定例会にご出席を賜りまことにありがたく御礼申し上げたいと思います。平素は町の精華町発展のために町行政全般にわたりまして格別のご尽力とご協力並びにご意見、ご指導を賜っておりますことに心から御礼申し上げたいと思います。  さて、本日提案いたします議案は、補正予算が4件、条例関係が2件、決算認定が10件、契約関係が4件、計20件でございます。また報告分といたしまして、都市緑化協会の決算及び事業計画に関します書類が各1件でございます。さらに今会期中に規約関係1件を追加提案申し上げたく考えておりますので、何とぞお含みの上、ご審議賜り可決、ご承認のほどよろしく申し上げます。  さて、この機会に若干ご報告を申し上げたいと存じます。  まず平成12年度の決算状況についてでございます。先ほど申し上げましたとおり、今回の定例会におきましては平成12年度決算のご審議をいただくわけでございますが、全体的には決算の概要といたしましては、まず一般会計では歳入が211億3,390万1,000円、歳出は207億1,459万円となり差し引き4億1,931万1,000円となりますが、このうち繰り越し事業に充当いたします財源を除きますと、実質収支では1億9,327万7,000円の黒字決算を迎えることができました。また、各特別会計におきましても、九つの会計収支合計額では、歳入が87億423万4,000円、歳出が84億1,101万円でございました。国民健康保険病院事業特別会計の収益的収支で4,551万8,000円の赤字決算となりましたほか黒字決算でございました。
     平成12年度決算におきましては、庁舎建設などの大型事業を完成させるため、本町始まって以来の200億円を超える決算規模となりましたが、決算に至りますまでの資金面では、補助金や地方債など事業完了後の特定財源収入が大きなウエートを占めていましたため、各種特定目的基金の振替運用などを前提としながらも、年度途中より資金繰りが非常に厳しい状況でございました。最終的には歳入、歳出両面からの各種改善努力によりまして、財源補填的な基金の取り崩しを行うことなく、反対に地域福祉施設整備基金などへの積み増しを含め黒字決算を維持でき、さらに歳計余剰金処分としての財政調整基金への積み立ても行うことができたものでございます。このことは議員の皆様方の格別のご理解とご協力、ご指導を賜りましたおかげであると申せまして、ここに厚く御礼を申し上げます。  しかし、一方の財政の構造面では、歳入におきまして税収が精華台地区での人口増加があったものの全体的には長引く景気の低迷を受けまして、町民税が伸び悩むなど経常的収入の大きな増収が期待できない傾向にあります。反面、歳出におきましては、少子高齢化、国際化、情報化、環境問題、景気対策などの地方公共団体に求められる行政サービスの需要もそのすそ野が拡大し多額の財源が必要なことから、依然といたしまして厳しい状況が続いていると言えるものでございます。このような中で、総合的かつ効率的な行政、住民の暮らしを守り、心の通った清潔で公正かつ民主的な住民本位の町政を目指しまして、住民要望にこたえるべく各種の財源確保や経費の節減を行い、効率的な事業執行に努力してまいりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。  以上のような決算概要でございますので、よろしくご審議、ご承認賜りますようお願い申し上げます。  次に2点目は、審議会の設置についてでございます。去る6月の定例議会におきまして、関係条例の一部改正をご承認いただきました。総合計画審議会及び病院対策審議会につきまして関係の方々に委員へのご就任をお願い申し上げ、それぞれ8月30日と8月24日に第1回目の審議会を開催いたしました。委員としてご就任いただきました方々につきましては、皆様方のお手元に委員名簿をお配りしているとおりでございまして、議長様をはじめ委員皆様、各種団体などや学識経験者の方々に加えまして一般公募により応募いただきました住民の方々による構成をいたしました。このうち総合計画審議会につきましては、20名の方々により構成をいたしまして、互選の結果、会長には前回の第3次総合計画策定時にも会長に就任いただきました京都大学名誉教授吉川和広先生が選ばれました。先ほど名簿を配りましたと申し上げましたけど、ちょっとミスで後でお配りをいたします。訂正をいたします。  今回の総合計画の改定は各種の社会経済情勢の変化をはじめ、京都府や全国など上位的な計画改定の流れに加えまして、特に基本的仕様となります人口予測に大きな相違が生じてきたため、これらの対応や整合を図っていくことなどを目的とするものでございます。これらの状況から私は審議会に対しまして、精華町の21世紀の方向を示す第4次総合計画の策定を諮問申し上げるに当りまして、基本的な考え方として次のようなことをお願いを申し上げました。それは、今日までの本町の方向性に踏まえて現在の第3次総合計画の内容を基本的に踏襲していくことを基本としながらも、産業の基盤が弱い本町にありまして活力ある元気な町にしていくためには、特に産業の立地や雇用の確保の点で積極的な展開が必要であると考えております。具体的には、学研地区内に残っています研究施設用地に企業などが立地しやすい工夫や、既存地区の中にも各種の産業が立地できるような基盤の環境整備など、具体化に向けた方向性が必要であると考えますことから、これらの点などにつきまして具体的な審議をお願いしたいところでございます。  次に病院対策審議会につきましては、15名の方々により構成をいたしまして、互選の結果、会長には現在高知県立中央病院高知市立病院を合体させる新病院の建設に携わっておられる瀬戸山元一先生が選ばれました。今回の審議は去る6月の定例議会で中間報告申し上げましたとおり、人口の増加や現在の建物状況などから病院の改築整備が必要と判断されますが、整備に当たりまして社会経済情勢の変化、特に医療制度の動向に合わせた病院の整備と運営のあり方を考えていく必要があることから審議会を設置したものでございます。これらの状況から、私は審議会に対しまして、これまでの検討内容に加え、今後の国保病院の方向性といたしまして、次の四つの選択肢が考えられ、これらも参考にご審議いただくようにお願いを申し上げました。  まず、現在50床の病院を運営してきているという現状から出発いたしまして、第1には現状の運営体系を維持していく方向といたしまして、現在地周辺での移転新築を行い、病床数を50床から150床程度に増床していく考え方。次に第2は、相楽医療圏の視点や市町村合併の方向性など広域化の観点からの方向といたしましては、隣接の木津町にあります本町以外の相楽郡6町村によります組合立公立山城病院と合体させていく考え方。第3には、昨今の経済情勢、特に構造改革や医療制度の改革などの流れからの方向といたしましては、民間病院などとの運営共同化、すなわち第3セクター方式や民間資金を活用いたしましたPFI事業による整備や運営を進める方法などの運営体系の考え方。さらに第4には、先の第3の方向をさらに推し進めた方向といたしまして、民間病院を誘致し現在の国保病院の運営を残念ながら休止していく考え方でございます。もちろんこれ以外にもさまざまな支障があると思いますが、将来の精華町にとって最もよい方法をご提案いただきたいとお願い申し上げておるところでございます。  以上のような状況でございましたが、今後も審議会の進捗状況に応じましてその内容をご報告申し上げたいと考えておりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。  最後には、各種諸行事についてでございます。早速9月15日には敬老会を開催いたします。なお、ことしから敬老会にご出席できないお年寄りの方々に記念品といたしまして粗品をお配りしたいと考えておるところでございます。そして、翌日の9月16日には町民体育大会が、また小中学校や保育所などの運動会も9月から10月にかけて控えております。さらには、11月10日と11日には町の一大イベントとしてのせいか祭の開催を予定いたしております。特に今回は21世紀最初のかつ精華誕生50周年という記念すべき節目の年の開催でございます。その他各種多数の行事が続いてまいりますが、ぜひとも議員の皆様方にはご臨席をいただき、諸行事が盛大に開催できますようご理解とご協力をお願い申し上げます。  以上、報告などを申し上げまして開会に当りましてのごあいさつといたします。  どうもありがとうございました。 ○議長  本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程表の順序で議事を進めてまいります。  本日は各議案の説明にとどめ、後日に議案質疑を行いたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。そのうちの日程番号が第21から23までの第81号議案から83号議案までにつきましては、即決を行いたいと思います。 ○議長  これより議事日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員を会議規則第118条の規定により指名いたします。  8番、田中巧議員、9番、科野修議員を指名いたします。以上の両議員に差し支えのある場合には、次の号数の議席の方にお願いいたします。 ○議長  日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  会期につきましては、去る9月5日に議会運営委員会を開催していただきまして、議会運営等のご協議を賜った次第であります。つきましては会議予定表のとおり、今期定例会の会期は、本日から10月3日までの24日間に決定いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。           (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、本日9月10日から10月3日までの24日間と決定いたしました。 ○議長  日程第3、諸般の報告を行います。  報告は議会と行政からです。まず議会から2点についてご報告申し上げます。  第1点目は、今期定例会までに陳情書を1件、要望書を2件が提出されました。所管の常任委員会に付託しましたからご報告申し上げます。それぞれお手元に配付のとおりでございます。  第2点目は、社会福祉協議会の理事と町立浴場運営委員の任期満了に伴い委員の選出依頼がありました。民生厚生常任委員会に後任者を選出していただきますようお願いいたしております。  以上で議会からの報告は終わります。  次に、行政からの報告を受けたいと思います。助役、どうぞ。 ○助役  この機会をいただきまして諸般のご報告を申し上げたいと存じます。  まず1点目でございますが、1点目は町内保育所の保育時間外の保護の延長についてでございます。この件につきましては、3月の定例議会に施政方針の中で町長より実施の方向性を示唆しておりましたが、今回各種の調整が完了し、9月3日、月曜日ですが、から試行的に延長を実施したものでございます。これまでひかりだい保育所を除きますほうその、こまだ、いけたに、ほうその第二の各保育所におきましては、月曜日から金曜日までが午前7時30分から午後6時30分までの、土曜日が午前7時30分から午後4時までの各保育保護時間としておりました。これを平日は前後にそれぞれ30分ずつ延長し午前7時から午後7時までとしましたほか、土曜日も開所時間を早めまして午前7時から午後4時までの保育保護時間としたものでございます。この試行は平成14年3月30日までの期間としておりまして、この試行期間中に保育の実態や住民ニーズの実態、またそれらを実現するための内部の課題などを検証するほか、並行いたしまして課題の整理を進め、平成14年度の当初から本格実施を目指すものでございますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。なおひかりだい保育所におきましては、平成12年4月の開所当初から今回の試行実施と同じ時間帯で保育時間外保護を実施しておるところでございます。  次に2点目は、クリーンリサイクル運動についてでございます。クリーンリサイクル運動は年間を通じまして各種の活動を展開していますが、その推進の一環といたしまして、去る9月2日府道枚方山城線の北稲地区から打越台環境センターの間を重点地域に指定し、京都府木津保健所、精華町商工会、精華町食品衛生協会川西婦人会山田荘婦人会、ごみゼロ運動推進協議会、精華町建設業協会、精華町生ごみ減量堆肥化推進協議会など約100名の参加協力を得まして、一斉清掃活動実施したところでございます。重点地域の指定を昨年度まで木津川河川敷から変更いたしましたが、空き缶、空き瓶、プラスチックなどの不燃焼物や可燃ごみを合わせまして収集車約5台分のごみが皆さんの手で集められました。一方、クリーンリサイクル運動全体の町内一斉清掃活動では、7月から9月にかけまして町内の各地域での実施をされておりまして、34自治会で総数8,200名の参加がございました。今後もきれいな町を目指しますとともに、ごみの再資源化の推進などよりよい環境づくりを進めてまいりたいと存じますので、ご理解ご協力をお願いいたします。  3点目でございます。国立国会図書館関西館(仮称)でございますが、この開館予定についてでございます。現在光台地区と精華台地区にまたがり建設中の国立国会図書館関西館(仮称)でございますが、来年10月初旬の開館予定で、平成14年度の国の予算の概算要求が盛り込まれたことが明らかになりました。具体的には建物自体は来年3月の下旬に竣工予定で、これを受けまして4月から約320万冊に及ぶ本の移送が進められ、諸準備が整った後10月初旬に開館記念式典がとり行われ、開館される予定であるというふうに聞き及んでいるところでございます。利用面につきましては、開館日が月曜日から土曜日で、開館時間が午前10時から午後6時までとなる予定でございまして、特に強く要望いたしておりました利用資格年齢の引き下げについては、満18歳以上に緩和されると聞き及んでおります。現状で判明しております部分は以上でございますが、今後具体的な日程などが決まりましたら随時ご報告申し上げたいと存じます。  4点目でございます。国勢調査の結果についてでございます。平成12年10月に実施されました平成12年国勢調査の集計作業が鋭意進められているところでございますが、今般第1次基本集計結果が発表され、確定人口および世帯数が京都府から公表されました。その結果、本町分では人口が2万6,357人、世帯数が8,307世帯となりました。昨年11月に速報値が公表されているところでございますが、他府県との都合や精査の結果、確定値は速報値に比べまして人口で2人減、世帯数で5世帯増の状況でございます。今後も国において集計作業が進められますので、公表され次第関係の深い部分を順次ご報告を申し上げたいと存じます。  5点目でございます。5点目は平成14年度職員採用計画についてでございます。議員の皆様方には募集要項をお知らせしたところですが、去る3月31日で応募を締め切りましたところ一般事務で120人、保健士で7人の応募があったところでございまして、9月16日に第1次試験を実施し、年内には決定をしていく予定でございます。  一方、人事面では、地方分権推進の流れから職員の定数管理の適正化が強く求められています中、適切な職員採用計画を図る一環といたしまして、従来からあった勧奨退職制度を改正し、申し出の期間を従前の1月末から前年の5月末に、ただし本年に限りましては7月末としたところでございまして、これに基づき数人からの申し出があったところでございます。今後も社会情勢の変化などに対応した適切な行政運営を目指していきますので、ご理解をお願い申し上げます。  先ほど職員募集の締め切りにつきまして、8月31日の応募締め切りを3月31日という説明をいたしましたことについて修正をさせていただきたいと思います。8月31日で応募の締め切りを行ったところでございます。  最後に、去る8月30日に開催の都市計画審議会の概要についてでございます。この内容につきましては、お手元にお配りをいたしております配付の資料に基づきましてご報告を申し上げたいというように思います。  まず大きく二つの内容がございまして、まず1番目は、相楽都市計画道路の変更でございます。これは平成10年度から事業着手しております柘榴東畑線についてでございまして、資料の1ページの変更後の行の備考欄に記載しておりますとおり、道路構造令の改定に伴いまして、歩道幅員及び道路幅員構成の変更による区域変更を行うものでございます。昭和62年の都市計画決定時におきましては、市街化調整区域すなわち柘榴地区内分で道路幅員12メートル、両側歩道を2.5メートルとしておりましたが、道路構造令が一部改定されましたことにより、歩道幅員を3.5メートル以上に見直す必要が生じましたことを受けまして、道路幅員12メートルのうち植樹帯1メートルを含む歩道幅員4.5メートルの片側歩道を道路東側に設置する計画をしたことによりまして、一部都市計画区域の変更が生じるものでございます。資料の2ページに参考図といたしまして変更箇所を図面で表示しておりまして、右手の方で楕円形で囲っておる部分、すなわち南側で接続の生駒柘榴線、現在の国道163号ですが、ここから北へ延長550メートルの区間が変更区間でございます。この部分におきまして、歩道幅員を変更したことにより、北側すなわち光台側では道路を約1メートル東側へ区域変更をし、また南側すなわち国道163号側では交差点の一部の区域変更と隅切りの長さ変更を行ったものでございます。  次に2番目の変更でございますが、相楽都市計画地区計画の変更でございます。これは祝園特定土地区画整理事業、すなわち光台地区の事業完了に伴いまして、地区計画位置の変更と地方分権の推進を図っていくための関係法規の整備等に関する法律の施行に伴います関係規定表示の改正でございます。  まず資料の3ページを、資料の3ページは、祝園地区計画、祝園地区の地区計画の新旧対照表でございまして、位置の表示を精華台全域として変更するものでございます。次に資料の4ページは、祝園地区部の続きでありまして、アンダーラインを引いている部分の変更を行うものございますが、これは平成12年度から屋外広告物の事務が京都府から精華町に権限委譲されましたことに伴います根拠規定の表示を変更するものでございます。この根拠規定の表示の変更は、次の資料5ページでの祝園駅西地区計画、駅西地区におきます地区計画、さらには資料6ページの精華台地区におきましても同様に行うものでございまして、最後7ページに今回の変更検討地区の区域を地図で示しております。以上が今回都市計画審議会の内容でございまして、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。  私の方からの報告は以上でありますが、この後教育部長より、8月の臨時議会で少し触れさせていただきました外国語指導助手のご紹介をさせていただきます。  貴重な時間をおかりいたしましてまことにありがとうございました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長  教育部長、どうぞ。 ○川嶋教育部長  それでは私の方から、外国語指導助手として採用いたしましたジョン・マッキーを紹介させていただきたいと思います。8月の臨時議会におきまして報告させていただきましたジェット授業外国語指導助手として、8月6日から1年間の契約で採用いたしましたジョン・コーム・マッキー君を紹介させていただきましたが、本日、本人が参っておりますので、貴重な時間を拝借いたしまして、再度紹介と本人によりますあいさつをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。彼はイギリス、スコットランド地方のグラスゴー市の出身でございまして、グラスゴー大学及びオランダのフィルバーグ大学で法律を専攻しておりました22歳の青年でございます。今急速に進んでおります国際化社会に対応できる児童生徒の育成は、本町の重要な課題の一つであります。具体的には、国際公用語となっております英語によりますコミュニケーション能力の育成と外国の人々との交流を通して国際感覚を身につけた児童生徒の育成が大切であると考えております。彼には主として町内中学校の英語指導助手として、町の国際理解教育向上のために頑張っていただきたいと考えております。8月の研修期間を終えまして、9月から各中学校におきまして英語指導助手として指導に当っていただいておりますが、まだ日本へ来て1カ月余りでございますので片言の日本語しか話すことができませんけれども、今後、生徒とともに接しながら一生懸命日本語の方も勉強するようでございます。そういったことで大変聞きにくいとは思いますけれども、ジョン・コーム・マッキーからごあいさつを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○ジョン・コーム・マッキー  はじめまして。私の名前はジョン・マッキーです。私はイギリスのグラスゴーから来ました。子供たちのために一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。(拍手) ○議長  以上で諸般の報告を終わります。  日程第4、第64号議案 平成13年度精華町一般会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。助役、どうぞ。 ○助役  それでは第64号議案につきましてご説明申し上げます。  平成13年度精華町一般会計補正予算(第3号)について  平成13年度精華町一般会計補正予算(第3号)を次のとおり提出する。  平成13年9月10日提出 町長  次のページでございます。提案理由。国・府支出金の確定に係ります事業経費及びその他既定事業に係ります下記事業経費について、補正計上したいので提案します。  記といたしまして、議会運営活動費の追加計上、新庁舎建設事業の新規計上、知的障害者入所更生施設建設資金分担金の新規計上、まことに申しわけございません。更生施設の「生」が「正しい」になっておりますが間違っております。「生きる」という方に修正をいただきたいと。  次に感染症予防事業追加計上、付作付水田有効活用支援事業の新規計上、ふるさと園芸特産づくりの事業の追加計上、ふるさとの野菜産地育成支援事業の新規計上、柘榴・東畑線道路改良事業の追加計上、道路新設改良単費事業の追加計上、まちづくり総合支援事業の追加計上、就学児健診等を活用した子育て講座開催事業の新規計上、古文書・歴史資料等保護事業の新規計上、木津川左岸多目的広場整備事業の追加計上、その他既定事業の追加計上でございます。  次に1ページでございます。  平成13年度精華町一般会計補正予算(第3号)  平成13年度精華町一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億2,910万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ119億8,493万3,000円と定める。 2 歳入歳出の予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出の予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  (地方債の補正) 第2条 地方債の変更は「第2表地方債補正」による。  平成13年9月10日が抜けておりますので、記入漏れになっております。申しわけございません。9月10日提出 町長  内容につきましては、第1表の3ページから5ページのまでの説明は7ページ以降の事項別明細により説明をさせていただきまして、第2表の地方債補正は後ほど説明させていただきますのでよろしくお願いを申し上げます。それでは款の順に従いまして歳出から説明をさせていただきます。予算書の13ページをお開きください。また附属資料もあわせてご覧をいただきたいというように思います。  最初に、款議会費、項議会費、目議会費で132万円の増額をお願いするものでございます。これは議会会派の発足に伴いまして、町政に関する調査研究の推進を図るため政務調査費として会派に属する議員さんを対象に月1万円を交付するものでございます。  次に款総務費の項総務管理費でございますが、項合計で1億8,162万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。まず目の財産管理費で平成12年度の専決補正で庁舎建設基金に1億7,000万円積み立てをいたしましたが、基金利子収入等公社への支払い事務費や金融機関への支払利子と比較検討の結果、残高見合いで学研都市京都土地開発公社から買い戻しをする方が得策のため、今回用地取得費1億7,800万円を計上するものでございます。なお土地開発公社で残面積4,182平米のうち1,520平米を買い戻すものでございます。  次に目企画費につきましては、当初予算で総合計画策定に要する経費として、委託料250万円の計上でございましたが、審議会の設置や策定委員会のスケジュールが決定をいたしましたので、それぞれの執行科目への組み替え補正をお願いするものでございます。具体的には委託料69万2,000円を減額し、委員報酬へ29万円、学識経験者への報償金など24万8,000円、委員費用弁償など旅費へ14万7,000円、食糧費へ7,000円でございます。  次に14ページに移りまして目諸費でございますが、平成12年度の精算の結果、在宅福祉事業費等国庫補助金で9万2,000円、同じく府の補助金で353万2,000円の返還金が発生をしておりますので計上するものでございます。  次の項徴税費、目賦課徴税費に移りまして649万円の増額をお願いするものでございます。これは町税の納期前の納付報償金でございまして、特に固定資産税に係る特定学研企業の前納が増加したものでございます。  次に項の統計調査費の目商業統計調査費でございますが7,000円の新規計上でございます。これは3年に1度実施されます商業統計調査で、平成14年6月1日の基準日に向けた準備経費でございます。  15ページに移りまして、款民生費でございます。項社会福祉費の合計で1,057万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。まず目社会福祉総務費では、京都ライフサポート協会が建設をいたします知的障害者入所更生施設資金分担金として411万3,000円を新規に計上するものでございます。これは当該施設への財政支援として宇治以南の14市町村で5,000万円を負担するものでございます。なお説明欄の更生施設の「更」に「正しい」、先ほどと同じように更生の「生」が「正しい」と記入しておりますが「生きる」という方が正しいのでございまして、まことに申しわけございませんが予算書の説明欄及び附属資料の事業名称欄と備考欄の修正もあわせてお願いを申し上げます。申しわけございません。  次の目老人福祉費では、介護保険事業特別会計繰越金として300万円の増額でございますが、介護保険事業の補正財源として繰り出すものでございます。  目地域福祉センターの運営費では、地域福祉センターの施設受付業務や施設維持管理業務を精華町社会福祉協議会へ委託する経費として346万円の増額補正でございます。  次に16ページの款衛生費、項保健衛生費に移りまして、188万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは目予防費で現在国会で継続審議扱いとなってございます高齢者のインフルエンザ予防接種に係る経費といたしまして、啓発パンフレットの印刷、郵送経費及び医療機関に対する接種委託でございます。なお接種者見込み数は対象者の1割程度の予算とさせていただきましたが、応募者数が多数の場合は今後の補正をお願いするものでございます。  次の農林水産業費の項農業費に移りまして、189万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。目農業振興費で、まず付作付水田有効活用支援事業助成では、減反によります遊休荒廃地の拡大を防止するため省力的な水田管理として比較的管理容易な作物の作付を行い、付作付水田の減少を図るものでございます。今年度は谷及び北稲八間の農家組織の設置に係る会議費や図面作成経費に対しまして20万円を助成するものでございます。なお期間は3年間でございまして、上限を100万円として助成することといたしております。  次にふるさと園芸産地づくり助成では、JAやましろ精華町支店の花卉部会の花苗農家に対しまして生産意欲の向上を目的にいたしまして、軽量かつ機能的なアルミフレームの台車46台分の購入として143万2,000円を助成するものでございます。また、ふるさとの野菜産地育成支援助成では、京の伝統野菜であります府の推奨品目であるミズナの産地を育成し、不安定な市場価格により生産意欲を減退させないよう平均価格との価格差を補給するための基金造成を行い、京のふるさと産品協会に対しまして26万円を助成するものでございます。  次に土木費、17ページでございます。土木費、款土木費、項道路橋梁費でございます。項合計で3,810万円の増額補正をお願いするものでございます。目の道路新設改良費で、まず柘榴・東畑線道路改良事業の道路用地の賠償費2,710万円とフネ地区からむくのきセンターまでの農免道路東側に歩道設置の工事費1,100万円を増額補正をするものでございます。  次に項都市計画費でございますが、項合計で5,072万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。目都市計画総務費では公共下水道事業特別会計繰出金として72万4,000円の増額でございますが、公共下水事業の補正財源として繰り出しをするものでございます。目区画整理費では中央通線の歩道部の修景施設設置工事費として4,935万円と事業費65万円の増額補正をお願いするものでございます。  次に18ページに移りまして、款消防費、項消防費でございます。目非常備消防費で消防団員の退職報償金の支給率の引き上げによる掛金で38万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。  次に教育費の関係でございます。款教育費の関係で項幼稚園費で31万円の増額補正をお願いするものでございます。これは池田小学校での児童殺傷事件に関連する安全対策といたしまして、私立の幼稚園がモニター付インターホンを設置する経費に対しまして全額補助するため31万円を計上するものでございます。  目社会教育費の合計で79万円の増額補正をお願いするものでございます。まず目社会教育総務費では、家庭での児童教育欲の向上を目的に、小学校に入学前の児童を持つ保護者に対しまして多数の保護者が参加される学校説明会を活用して子育て講座を開催するための経費として10万円を計上するものでございます。  次に19ページに移りまして、目文化財保護費で69万円の増額でございますが、過去に個人宅から借用しております古文書の目録作成のために臨時職員賃金67万9,000円と消耗品費1万1,000円を計上するものでございます。  項保健体育費に移りまして、3,500万円の増額補正でございます。  目保健体育施設費でむくのきセンター東側の木津川河川敷を利用して木津川左岸多目的広場を整備するためのものでございまして、工事請負費3,500万円を計上するものでございます。サッカー競技場1面、多目的広場1面、ゲートボール等4面を整備し、住民スポーツ・レクリエーションの活動に寄与するものでございます。  以上が歳出の説明でございます。  次に歳入でございます。歳入の説明につきましては9ページをお開きいただきたいと思います。  まず9ページ、款町税の項町民税で1億7,400万円の増額でございますが、目法人税で主に通信関連法人において分割整理が実施されました結果、従業員数が激減したため精華町の従業員数が全体に占める割合が増加したことによることや、分割した子会社の株式譲渡益により法人税全体で3億4,700万円の増収が見込めるため、今回の補正一般財源分といたしましてその一部1億7,400万円を補正計上するものでございます。  また項の固定資産税の目固定資産税では、当初光台地区の換地処分に伴い各学研施設の敷地に対しまして、地方税法第6条第2項及び関西文化学術研究都市建設等に係る精華町町税条例の特例に関する条例の規定により土地に係る固定資産税を初年度10分の1に均一課税する予算計上をいたしましたが、その後、府均一課税対象は建築面積に限定する総務省見解が出されたためその面積は限定的なものとなりまして結果、1億6,898万5,000円を増額するものでございます。  次に款地方交付税の項地方交付税では2億5,719万6,000円の減額でございます。これは当初予算計上額の16億から交付決定額の13億4,280万4,000円まで減額するものでございます。主な減額要因といたしましては、まず第1に、地方交付税の原資不足を理由に基準財政需要額の単位費用を引き下げが行われた結果、1億4,058万5,000円が減額となったものでございます。なお、この財源補填処置といたしまして平成13年度より臨時財政対策債が創設されまして、本町では同額が起債発行可能額として示されておりますが、この借り入れにつきましては交付税措置の面で他の地方債と比較検討し、地方債残高の増加傾向を抑制しながら有利な場合には補正することとしています。また第2に、固定資産税の土地府均一課税で申し上げました関係で関西文化学術研究都市建設促進法第11条の地方税の府均一課税に伴う措置によりまして減免した額の75%相当額を基準財政収入額より控除する制度がございますが、その控除額が減収したことにより基準財政収入額が増加し結果、交付税額で1億1,480万3,000円減額となったものでございます。  次に10ページに移りまして、款国庫支出金、項国庫支出金で3,855万円の増額でございます。目土木費国庫補助金のうち道路事業費の補助金で柘榴・東畑線道路改良事業の2分の1の補助で1,355万円でございます。また土地区画整理事業に係りますまちづくり総合支援事業補助金で事業費の2分の1の補助で2,500万円でございます。
     次の款府支出金に移りまして、項府補助金で20万円の増額でございます。目農林水産事業費の府補助金では、付作付水田有効活用支援事業補助金として全額補助の10万円と、目教育費の府補助金では市町村社会教育活動補助金として就学時健診等を活用した子育て講座開催事業の全額補助で10万円でございます。  項委託金に移りまして、7,000円の増額でございますが、これは商業統計調査委託金で商業統計調査費の全額委託でございます。  次に11ページの款寄附金に移りまして項寄附金で1,277万7,000円の増額補正でございます。これは目開発関連寄附金で柘榴・東畑線の道路改良に係る開発者負担でございます。  款繰入金に移りまして、項繰入金で1億7,800万円の増額でございます。目精華町庁舎建設基金繰入金で歳出の際にご説明申し上げました理由によりまして1億7,800万円を取り崩しを行うものでございます。  次の款諸収入の項雑入では、老人保護処置費国庫補助金の平成12年度の精算で7万7,000円の追加交付を受けるものでございます。  次に12ページ、最後に町債でございます。1,370万円の増額でございますが、祝園駅西特定土地区画整理事業に係ります地方債で事業費の増加によるものでございます。  以上が歳入の説明でございます。合計といたしましては、歳入歳出補正予算額で3億2,910万円の追加補正をお願いするものでございます。ただいまご説明申し上げました内容の総括表が3ページから5ページまでの第1表でございます。  次に6ページの第2表、地方債の補正でございますが、歳入のところでご説明申し上げました関係で、限度額を1,370万円増額補正をさせていただくものでございます。  以上が64号議案についての説明でございます。よろしくご承認賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長  ここで15分まで休憩いたします。         (時に11時05分) ○議長  それでは再開いたします。         (時に11時20分) ○議長  日程第5、第65号議案 平成13年度精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  その前に先ほどの議案の訂正がございますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。助役からお願いします。 ○助役  すみません、失礼します。先ほど64号議案についてご説明申し上げましたが、その中で附属資料の1ページでございます。款総務費、項総務管理費の新庁舎建設事業費のうち、先ほど学研京都土地開発公社からの買い戻し額1億7,800万円という説明をいたしました。説明どおりでございまして、この補正額の記載が1億7,000万円になっておりますので、まことに申しわけございませんが1億7,800万に修正をしていただきたいというように思います。  それと最後のページ4ページでございます。4ページの款教育費、項社会教育費でございますが、文化財保護費の中で、先ほど私が事業名、古文書・歴史資料等保護事業という説明をいたしましたが古文書の間違いでございますので、あわせて修正させていただきたいと思います。どうも申しわけございませんでした。 ○議長  それでは65号議案の提案理由の説明を求めます。民生部長、どうぞ。 ○河村民生部長  それでは第65号議案につきまして民生部長の方からご説明申し上げます。  第65号議案 平成13年度精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について  平成13年度精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を、次のとおり提出する。  平成13年9月10日提出 町長  平成13年度精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  平成13年度精華町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,974万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億1,602万4,000円と定める。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  平成13年9月10日提出 町長  すみません。1ページ戻っていただきまして、提案理由を飛ばしましたので改めて説明を申し上げます。  提案理由。精華町国民健康保険税の税率改正に伴い、減税に対する繰越金の充当、並びに老人保健拠出金の確定等により補正したいので提案いたします。  それでは3ページの第1表歳入歳出予算補正及び5ページの歳入歳出補正予算(第1号)の説明は、7ページ以降の事項別明細書によりご説明を申し上げます。歳出から説明を行いますので、9ページをお開きください。このたびの補正は提案説明で述べましたように、主なものは老健拠出金の確定と本年度実施いたしました減税による税の補填でございます。  では歳出、款老人保健拠出金3,596万円を増額し、3億7,948万4,000円とするものでございます。これは平成13年度の概算医療費及び平成11年度の医療費精算による追加でございます。  次に介護納付金436万5,000円を減額いたしまして6,225万6,000円とするものでございます。これは当初、納付金を見込み過ぎたため減額するものでございまして、参考までに申し上げますと、平成12年度は2万8,915円掛ける1,823人、平成13年度は3万2,425円掛ける1,920人、もう一度申し上げますが、平成12年度は2万8,915円掛ける1,823人、平成13年度は3万2,425円掛ける1,920人と、金額で3,510円、12.1%、対象者で97人の増となっております。  次に10ページでございますが、共同事業拠出金185万2,000円を減額いたしまして1,141万1,000円とするものでございます。これも当初、高額医療費を見込み過ぎたため減額するものでございます。  次に歳入のご説明を申し上げますので、7ページをお開きいただきたいと思います。  歳入、款国民健康保険税3,337万6,000円を減額いたしまして5億2,532万1,000円とするものでございます。これは平成13年度の課税分から所得割で従前まで7%を6.8%に、資産割で従前まで30%を15%にそれぞれ税率を下げたため減税となる分を減額するものでございます。この額は当初の予測額よりは若干増となっております。  次に国庫支出金、国庫負担金でございますが、1,479万2,000円を増額いたしまして3億2,566万4,000円とするものでございます。これは老人保健拠出金の増額に伴う増額分でございます。  次に共同事業交付金185万2,000円を減額いたしまして1,141万1,000円とするものでございます。これも共同事業拠出金の減額に伴う減額分でございます。  次に繰越金5,017万9,000円を増額いたしまして6,018万円とするものでございます。これはこれは老人保健拠出金の増額並びに保険税の減額に伴う財源として補填するものでございます。  なお平成12年度の繰越金は2億929万1,000円の見込みでございまして、繰越金が大幅な増となりましたのは、保険給付費と老人保健拠出金が予想より大きく減となったためでございます。  以上簡単でございますが、説明を終わります。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。以上です。 ○議長  日程第6、第66号議案 平成13年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。民生部長、どうぞ。 ○河村民生部長  第66号議案につきまして民生部長からご説明申し上げます。  第66号議案 平成13年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について  平成13年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を、次のとおり提出する。  平成13年9月10日提出 町長  提案理由でございますが、精華町介護保険事業前年度精算に伴う国庫負担金等返還金及び精華町介護保険事業計画の改定に係る準備経費並びに保険給付費の組替えについて、補正計上したいので提案いたします。  平成13年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  平成13年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,870万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,139万6,000円と定める。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  平成13年9月10日提出 町長  まず3ページの第1表歳入歳出予算補正、5ページからの歳入歳出補正予算第1号の説明は7ページ以降の事項別明細書によりご説明を申し上げます。それでは歳出から説明させていただきますので、8ページをお開きください。それでは順にご説明を申し上げます。  まず款総務費、項総務管理費、一般管理費でございます。300万円の増額は3年を1周期とする平成14年度介護保険事業計画の見直しに向けて、国の基本方針に基づき今年度実施する高齢者実態調査、サービス需要及び供給量調査等の経費でございます。なお国の基本方針は近く示される予定で、示された段階において平成14年度の見直しに向けた作業を進めていく予定でございます。  次に款保険給付費、項介護事業費サービス等諸費、目居宅介護サービス計画給付費1,478万9,000円の増額につきましては、要介護者のケアプラン作成に係る給付費でございますが、当初、予算編成時における先進事例参照数値と今年度これまでの給付実績との差異により予算不足が生じることによる増額でございます。  次に款保険給付費、項支援サービス等諸費、目居宅支援サービス給付費につきましては、現状の給付実績から予算残が見込まれるため、居宅介護サービス計画及び居宅支援サービス計画の二つの給付分の不足分として1,646万6,000円を減額し組み替え補正させていただくものでございます。  次の居宅支援サービス計画給付費167万7,000円の増額につきましても要支援者のケアプラン作成に係る給付費でございますが、同じく予算編成時における先進事例参照数値とこれまでの給付実績の差異により予算不足が生じることによる増額でございます。  次に諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金につきましては、平成12年度事業費の確定に伴い平成12年度に受け入れた介護給付費交付金等を返還するため1,570万9,000円を増額するものでございます。以上、歳出のご説明でございます。  次に歳入の説明に移らさせていただきますので7ページをお開きください。それでは順にご説明申し上げます。  まず繰入金でございます。項一般会計繰入金、目その他一般会計繰入金300万円につきましては、平成14年度介護保険事業計画の見直しに係る経費、介護保険事業計画実態調査業務委託料を一般会計から繰り入れるための増額補正でございます。  次に繰入金、基金繰入金、介護給付費準備基金繰入金1,485万2,000円の増額補正につきましては、平成12年度に受け入れた介護給付費交付金等の返還金相当分を準備基金から取り崩し返還金に充当するものでございます。返還金総額は1,571万円でございますが、前年度繰越金85万8,000円を返還金に充てるため、残額1,485万2,000円を取り崩すものでございます。  最後に繰越金でございます。85万7,000円の増額補正につきましては、平成12年度剰余金が確定したため補正計上したもので、介護給付費交付金等の返還金に充てるものでございます。  以上簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  日程第7、第67号議案 平成13年度精華町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第67号議案を上下水道部長がかわって提案の説明を申し上げます。  平成13年度精華町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について  平成13年度精華町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を、次のとおり提出する。  平成13年9月10日提出 町長  次のページをおめくりください。提案理由でございます。下狛ポンプ場連絡水路築造にかかる事業費及び九百石川水路建設工事並びに下狛ポンプ場建設工事(その2)にかかる継続費について補正をしたいので提案します。  次に1ページをお願いいたします。  平成13年度精華町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)  平成13年度精華町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億761万2,000円と定める。  (継続費の補正) 第2条 継続費の変更は、「第2表継続費補正」による。  (地方債の補正) 第3条 地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。  平成13年9月10日提出 町長  それでは第1表歳入歳出予算補正は、予算説明書をもって説明をさせていただきます。一番最後の12ページをお開き願いたいと思います。  まず歳出でございます。公共下水道事業の項、雨水事業費、目、雨水建設事業費の補正額は2,500万円でございます。この増額の主な内容は、ポンプ場より下流地域におきまして樋門が閉まりバックする内水を下狛ポンプ場で排除できるよう連絡暗渠工事を追加するためのものでございます。参考までに工事内容を申し上げますと、延長が34.2メートル、幅につきましては2.2メーターで、そして高さが1.6メーターございます。あと基礎杭等相当な工事内容でございます。  それでは次に、11ページに戻ってお開きをお願いいたします。歳入の説明をいたします。款分担金及び負担金、負担金であります。目の公共下水道負担金の補正額が1,297万6,000円の増額でございます。これにつきましては、この額でいえば京都府が3分の1、木津町が3分の2を持っていただくというものでございます。  次に繰入金、他会計繰入金、目の一般会計繰入金の補正額は72万4,000円の増額であります。これは一般会計からいただくものでございます。  次に町債でございます。目の公共下水道事業の補正額は1,130万円でございまして、これの増額をお願いするものでございます。これは雨水建設事業債ということであります。  それでは5ページに戻ってお開きをお願いいたします。第2表の継続費補正であります。公共下水道事業費の雨水事業費としまして事業名の九百石川水路建設事業でございますが、これはご承知のJR祝園駅の下を暗渠等の工事をするものでございまして当初予算計上分でございます。工事の進捗状況の結果、補正につきましては578万5,000円を増額変更させていただくこと、また年割額を表のとおり変更させていただきたいものであります。  次に下狛ポンプ場建設事業、土木、建築を含んだものでございますが、平成12年度から既に執行中の工事でございます。工事の出来高、また進捗の内定に基づきまして補正額を2,000万円増額変更させていただきまして、さらに年割額を表のとおり一部変更させていただきたいものであります。
     次に6ページをお願いいたします。地方債補正であります。起債の目的、精華町公共下水道事業の限度額につきまして1,130万円の増額をお願いするものでございまして、よろしくお願いしたいと思います。  以上で提案の説明を終わります。どうかご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  日程第8、第68号議案 平成12年度精華町一般会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。収入役、どうぞ。 ○久保収入役  平成12年度の精華町一般会計の決算を説明申し上げます。  第68号議案 平成12年度精華町一般会計決算認定について  地方自治法233条第3項の規定により、平成12年度精華町一般会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  非常にごつい冊子でございますが、一般会計・特別会計決算書の冊子の2ページをお開き願いたいと思います。  提案理由を申し上げます。平成12年度決算を調製いたしましたので、認定のために提案するものでございます。失礼いたしました。  一般会計の2ページでございます。  平成12年度精華町一般会計歳入歳出決算書  以上、町民税から順次登載をいたしておりますが、別冊の決算附属資料というのがございます。まことに恐れ入りますが、これの30ページをお開き願いたいと思います。ここに概要といたしまして総括と歳入また歳出また性質別等をまとめておりますので、まずこれでご説明を申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  総括でございますが、平成12年度決算規模は、庁舎・図書館・体育館・コミセンの建設に係る普通建設単独事業が主要因となって、歳入が211億3,390万1,000円、歳出が207億1,459万円となり、決算規模の対前年度比較は歳入が48億1,906万4,000円、29.5%、歳出が47億790万6,000円、29.4%のそれぞれ増加となっております。この結果、歳入歳出差引額は4億1,931万1,000円であり、翌年度に繰り越すべき財源が2億2,603万4,000円で実質収支1億9,327万7,000円でございます。なお実質の収支面では当初予算編成時に庁舎建設に際し庁舎建設基金繰入金34億4,690万円を計上して、なお深刻な財源不足から財政調整基金の取り崩し7億6,955万1,000円を計上するなど予断を許さない状況で推移いたしてきました。また資金運用面では、各種基金の振替運用を前提としながらも、一時借入金限度額を5億円引き上げ20億円と定め、現金預金残高の確保に万全を期することといたしましたが、最終的には地方債、臨時経済対策債の調整分、充当率の引き上げ措置や大型事業の不用額の発生によりまして、財政調整基金繰入金の取り崩しを不用とすることができたものでございます。  歳入といたしましては、増加要因といたしましては庁舎建設基金のための特定財源として、基金繰入金41億5,305万5,000円の増加や地方債の増加8億7,880万円が上げられております。ただ経常一般財源の根幹をなす地方税を見ますと、総額で43億8,188万円、対前年度を比較いたしますと3億6,820万3,000円、7.8%の減少となっております。これは昨年度の特別土地保有税取得分3億1,941万2,000円が皆減したものでありまして、またこの特別土地保有税は普通交付税の基準財政収入額にも参入され、交付税額1億5,893万6,000円が減少し、合計いたしまして4億7,834万8,000円が経常一般財源として減少したため、経常収支比率が6.1%リバウンドした結果となっております。  市町村民税の個人所得割では、納税義務者数の増加はあったものの納税者1人当たりの単位税額が低下したことから、対前年度比較713万3,000円、0.5%減少いたしまして3年間連続減少しているところでございます。また固定資産税のうち土地は、地価下落に起因いたしまして評価額が下落いたしました。このため負担調整率の増加額が減少し、新築軽減による減少額を補い切れずに、対前年度比較1,112万6,000円、1.4%の減少となったのでございます。また、家屋につきましても新築家屋によりますところの増加がございましたが、既存家屋の評価替えによる軽減経過により、対前年度比較3,793万4,000円、4.4%減少となっております。一方、法人税割による増加があったのでございますが、法人税割では個々の法人ごとの業績で増減はあるが、NTT関連法人の分割調整による増収に支えられまして、対前年度比較1,161万円、6.4%の増加となったのでございます。  また分担金及び負担金では、主に木津川浄化センター周辺整備事業負担金の増加によりまして、総額で4億6,714万6,000円、前年度比較いたしまして1億5,994万8,000円、52.1%の増加となっております。  また使用料では総額で7,789万2,000円で、対前年度比較4,015万3,000円、106.4%の増加となっているのでございます。これは道路占用料の使用料改正及び供用開始路線の増加によるものでございます。  国庫支出金については、介護保険円滑導入臨時特例交付金や少子化対策臨時特例交付金の皆減によりまして、総額で15億5,768万9,000円で、対前年度比較いたしまして6,761万6,000円、4.2%減少となっております。また府支出金につきましては、自治体ネットワーク整備事業補助金、区画整理事業費補助金や自治振興補助金確保によりまして、総額で8億4,239万7,000円で、対前年度比較1億9,994万6,000円、31.1%の増加となっております。  繰入金でございますが総額で47億2,909万1,000円で、対前年度比較いたしまして41億5,305万5,000円、721.0%の激増となっているのでございます。これは庁舎・図書館・体育館・コミセンの建設に係る各種特定目的基金の繰り入れによるものでございます。  地方債では地域総合整備事業費の増加によりまして、総額41億4,600万円、対前年度を比較いたしまして8億7,880万円、26.9%の増加となっております。  諸収入といたしましては、庁舎、図書館、体育館の移転補償費等で総額7億8,395万7,000円で、前年度を比較いたしまして3億919万5,000円、65.1%の増加となっております。  以上が大体歳入の面でございます。  次に歳出の面でございますが、目的別といたしまして歳出を見ましたときに、総務費では新庁舎建設事業、集会所建設事業の普通建設事業の増加によりまして、総額で66億5,402万4,000円、対前年度を比較いたしまして36億1,956万4,000円、119.3%の増加でございます。  民生費といたしましては、総額で17億4,217万1,000円、前年度を比較いたしまして2,020万8,000円、1.2%の増加となっております。内訳では、介護保険関係経費の減少によりまして社会福祉費が8億1,979万円、対前年度比較いたしまして2億3,345万2,000円、22.2%の減少でございます。一方、児童福祉費でございますが、ひかりだい保育所買収事業や同保育所運営委託、さらには児童手当の改正によりまして9億2,229万1,000円、対前年度を比較いたしまして2億5,363万円、37.9%の増加となっております。  また衛生費にいたしましては、総額で8億5,530万7,000円、対前年度を比較いたしまして9,838万7,000円、13.0%の増加となっております。これは西部塵埃処理組合や相楽郡広域事務組合に、これはし尿処理の分でございますが、に対しますところの普通建設事業費負担金の増加でございます。  商工費では、商工会館建設助成により総額で6,131万6,000円、前年度を比較いたしまして2,706万7,000円、79.0%の増加でございます。  また土木費では、総額で49億2,537万9,000円で、前年度を比較いたしまして1億6,826万7,000円、3.5%の増加になっております。この内訳といたしましては、祝園駅西特定土地区画整理事業や公共下水道事業特別会計繰出金の増加によりまして、都市計画費で32億7,647万6,000円、対前年度を比較いたしますと6億5,568万円、25.0%の増加でございます。また一方、庁舎南線の完了により道路橋梁費では11億3,569万1,000円で、対前年度を比較いたしまして3億2,201万8,000円、22.1%の減少となっております。煤谷川河川改修事業により河川費では3億2,571万7,000円、対前年度を比較いたしまして1億6,260万6,000円、33.3%の減少となっているものでございます。  また教育費といたしましては、総額で45億569万4,000円、前年度比較で11億5,285万8,000円、34.4%の増加でございます。内訳といたしましては、精華台小学校書道備品購入や精北小学校大規模改造事業により小学校費で6億8,186万円、前年度比較で2億4,116万6,000円、54.7%の増加となっております。体育館建設事業により保健体育費で23億2,600万円、対前年度比較で21億3,661万5,000円、1,128.2%と激増をいたしております。一方、精華中学校校地拡張事業の皆減により中学校費では2億7,844万2,000円、前年度を比較いたしまして9億7,195万4,000円、77.7%の減少でございます。  さらに性質別でございますが、性質別歳出では、普通建設事業費では総額で132億2,574万円、前年度を比較いたしまして51億2,519万6,000円、63.3%の増加でございます。内訳といたしましては、補助事業で21億4,893万2,000円、対前年度を比較いたしまして6,884万円、3.3%の増加でございます。単独事業では110億4,323万5,000円、前年度対比いたしまして50億6,027万6,000円、84.6%の増加となっております。  また人件費では、総額で24億6,172万2,000円、対前年度を比較いたしまして1,470万7,000円、0.6%の減少となっております。これは、主に介護保険担当者人件費の繰出金への振替で3,044万円の減少と事業費支弁人件費への振替で3,700万8,000円の減少により、給料で2,097万1,000円の減少と時間外勤務手当での1,015万5,000円減少しているものでございます。国勢調査の委員等報酬で804万7,000円の増加の一方、支給率引き下げ、期末勤勉手当で620万2,000円減少をいたしております。  また、物件費では総額で11億5,712万9,000円、対前年度を比較いたしまして3,058万円、2.6%の減少でございます。主な要因といたしましては、老人デイサービスなどの賃金や委託料の減少によるものでございます。  また維持補修費では総額で1億853万4,000円、対前年度を比較2,178万円、25.1%の増額となっているものでございます。これは、河川費の集落内水路改修事業の増加によるものでございます。  扶助費では、総額で2億9,174万5,000円、対前年度を比較いたしまして1億2,667万6,000円、30.3%の減少でございます。これは老人ホーム入所措置などの減少によるものでございます。  また補助費等でございますが、総額で8億6,797万4,000円、対前年度を比較いたしまして4,856万5,000円、5.3%の減少となっているのでございますが、昨年度の地域振興券交付事業の影響によるものでございます。  公債費では、総額で10億9,616万8,000円、対前年度比では3億3,000万9,000円、23.1%の減少となっているんでございますが、昨年度高利率の繰上償還を実施しましたためであります。  積立金では総額で6億7,022万円、前年度を比較いたしまして1億1,748万6,000円、14.9%の減少となっております。これは昨年度財源対策債償還基金から1億4,715万1,000円を繰り入れしたためでございます。  投資及び出資金では総額3,004万9,000円、対前年度を比較いたしまして2,994万9,000円、29.949%の激増と……。前年度比較いたしまして2万9,000……、失礼いたしました。 ○議長  暫時休憩します。         (時に12時03分) ○議長  休憩前に引き続き再開いたします。         (時に13時00分) ○議長  収入役、どうぞ。 ○久保収入役  休憩前に投資及び出資金の対前年度比のパーセンテージで非常に大きい数字が出ておりますので確認いたしましたが、間違いはございませんでした。2万9,949%でございます。激増となっております。これは病院の事業特別会計への繰出金のうち地方公営企業法第18条に相当する額を本年度より出資金に計上したものでございます。  繰出金では、公共下水道事業特別会計への繰出金が8,658万8,000円の増加でございまして、介護保険事業特別会計への繰出金が9,632万2,000円の増加から、総額で8億402万9,000円、前年度と比較いたしまして2億246万4,000円、33.7%の増加となっておるわけでございます。  以上申し上げましたのが平成12年度の決算の概要でございます。  それでは、決算書の2ページ、3ページにお戻り願いたいと思います。ただいま申し上げましたように、各性質別また事項別に申し上げましたとおり歳入、町税から町債まで合計をいたしまして、歳入総計が211億3,390万496円の合計となっております。収入合計でございます。それから不納欠損分といたしまして処理しましたのが1,664万3,110円でございます。それから未収額でございますが、収入未済額が23億8,172万8,875円という歳入になっております。  それから、次おめくり願いまして6ページから歳出でございますが、議会費から各項目にわたりまして先ほども申し上げましたとおりでございます。歳出合計が、支出をいたしましたのが207億1,458万9,770円でございます。翌年度へ繰り越します額が11億1,257万7,850円でございます。  一番最後の10ページでございますが、歳入を合計いたしまして、ただいま申し上げました211億3,390万496円、それから歳出合計が207億1,458万9,770円、差し引きいたしまして4億1,931万726円と相なります。このうち明許繰越として繰り越しいたします分が、2億2,603万3,850円の繰り越しでございます。それから財政調整基金に積み立ていたしますのが1億円を予定いたしております。差し引きいたしまして9,327万6,876円を残高として翌年度へ繰り越しの予定をいたしております。  以上簡単ではございますが、一般会計決算を調整いたしました経過でございますが、その他細部にわたりまして事項別明細に計上いたしておりますのでご了承願いたいと思います。なお、ただいま申し上げました提出日が9月の10日と、10が抜けておりますので、恐れ入ります、ご記入を願いたいと思います。平成13年9月10日提出 町長でございます。よろしくお願いいたします。  まことに簡単でございますが、一般会計決算の調整をいたしましたのでご説明を申し上げました。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたしまして終わらせていただきます。 ○議長  日程第9、第69号議案 平成12年度精華町老人保健事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。民生部長、どうぞ。 ○河村民生部長  それでは第69号議案につきまして民生部長の方からご説明申し上げます。  第69号議案 平成12年度精華町老人保健事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町老人保健事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  説明に入ります前に、165ページの提出記述において9月の後空白になっておりますが、抜けております。まことに申しわけございません。10日、きょうの日を挿入していただきたいということでお願いいたします。  それでは決算書の160ページをお開きいただきたいと思います。  精華町老人保健事業特別会計歳入歳出決算書  平成12年度の決算書でございますが、歳入合計といたしまして、収入済額16億9,065万7,107円ということでございます。  そして次の163ページ、歳出の方でございますが、歳出合計支出済額16億7,578万3,602円でございます。そして歳入歳出差引残額1,487万3,505円が残額として黒字になっております。  それでは次に事項別明細書の歳出から説明申し上げますので、171ページをお開きいただきたいと思います。  款医療諸費、予算額18億3,283万8,000円に対しまして決算額16億6,854万3,474円となりまして、1億6,429万4,526円の不用となりました。これは、医療費の伸び率を過去の実績からして10%増、対象者も国保加入者10%、社保加入者5%増と見込み予算計上を行ったところでございますが、医療費が7.6%の伸びにとどまったこと、また人員も見込みより少ない伸びとなったことによるものでございます。なお平成13年の1月からの一部負担の増等によりまして、医療費の1人当りの給付額も71万527円と、前年度と比べまして1万514円、1.46%減少しました。さらに医療機関も患者自身が選別して受診しておられるように思われます。また施設療養費は、介護保険の導入により前年度より1億4,500万円、91.4%大きく減となりました。  次に公債費1,000円は借入金をすることなく不用となりました。  次に諸支出金724万1,000円は償還金として前年度分の支払基金交付金分で577万6,812円、国庫負担金で46万3,639円、府負担金で99万9,677円を返還いたしました。予備費1,000円は充当することなく不用となりました。  次に歳入の説明を申し上げます。167ページをお開きいただきたいと思います。  支払基金交付金でございます。予算額12億7,512万6,000円に対しまして、調停、収入済額11億7,618万5,000円となりました。これは医療給付費の一般70%、施設療養50%分となっております。支払基金の財源は、各健康保険者からの老人保健拠出金で賄われておりまして、翌年度で精算となります。  次に国庫支出金、予算額3億7,180万7,000円に対しまして、調停、収入済額が3億2,970万6,000円となりました。これは医療費の支払基金負担分の残りの3分の2の負担分でございます。精算は翌年度となります。  次に府支出金でございますが、予算額9,295万1,000円に対しまして、調停、収入済額8,413万3,257円となりました。これは医療費の支払基金負担分の残りの6分の1の分の負担分でございます。精算は翌年度となります。  次に繰入金でございますが、予算額8,533万7,000円に対しまして、調停、収入済額は同額となりました。これは一般会計の負担分としての繰入金でございまして、医療費の支払基金負担分の残り6分の1の分でございます。本来府支出金と同額になるのですが、翌年度精算方式でございますので単年度内においては同額とはなりません。  次に繰越金、予算額1,469万4,000円に対しまして、調停、収入済額は同額で前年度の繰越金でございます。  次に諸収入、予算額16万6,000円に対しまして、調停、収入済額60万1,343円となりました。この内容といたしましては、第三者行為による損害賠償金で43万5,720円と前年度精算に伴う追加交付金で基金16万5,623円でございます。  以上、歳入歳出差し引き1,487万3,505円の繰り越しとなりました。ただしこのうち551万8,686円につきましては、13年度において基金、国庫、府それぞれ返還、または追加交付の精算を行いまして、残分は繰入金を返還することとなります。  以上簡単でございますが、説明を終わります。詳しくは決算附属資料をご参照賜りたいと思います。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  日程第10、第70号議案 平成12年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。民生部長、どうぞ。 ○河村民生部長  第70号議案につきまして民生部長からご説明申し上げます。  第70号議案 平成12年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町国民健康保険事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  提案の理由でございますが、平成12年度決算を調製いたしましたので、認定のため、提案いたします。  それでは決算書の174ページをお開きいただきたいと思います。  精華町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算書  次に175ページでございますが歳入でございます。歳入につきましては、歳入合計といたしまして収入済額が14億696万5,858円でございます。  次の177ページの歳出、歳出の合計でございますが、支出済額11億9,767万4,218円となります。  それでは事項別明細書の歳出からご説明申し上げますので、191ページをお開きいただきたいと思います。  款総務費でございますが、予算額1,000円は使用せず不用となりました。これは当初、介護2号保険料に関する事務費を見込んではおりましたが医療分と同じように一般会計で処理することとしたためでございます。  次に款保険給付費、予算額8億4,240万8,000円に対しまして決算額7億9,026万258円となり、5,214万7,742円の不用となりました。これは療養諸費の伸び率を過去の実績と加入者増と合わせ8.8%増と見込みまして予算計上を行ったところでございますが、一般被保険者分が4.1%、退職被保険者分が1.0%の伸びにとどまったためでございます。  一方、一般、退職ともに療養費は前年度と比べ大幅な伸びを示しております。なお予算計上額におきまして、前年度と比べ一般療養給付費が9,300万円、19.5%の減とし、退職療養給付費を8,400万円、29.7%の増と、加入者が2対1の割合にもかかわらず退職の伸びが非常に大きくほぼ均衡する状態になっております。なお被保険者数につきまして、一般は3,808人で前年度と比べまして216人の増、6.0%が増えております。次に退職の被保険者数でございますが、1,155人で対前年度127人が増加しております。比率で申し上げますと12.4%の増でございます。次に老健の被保険者数でございますが、1,834人で対前年度145人、8.6%の増になっております。合計、被保険者合計でございますが6,797人、対前年度488人で7.7%の増になっております。
     次に高額療養費は、1件当たりの支給額が9万5,179円と前年度に比べまして額で3,010円、3.3%増加しているにもかかわらず、件数が565件と55件減ったことによりまして565万4,892円の不用額が生じました。  葬祭費、出産育児諸費、精神・結核医療付加金はほぼ予算どおりでございました。  次に款老人保健拠出金3億2,972万7,847円は、対前年度109万4,670円、0.3%増とほぼ前年度と同額となっております。これは11年度で9年度分の精算といたしまして4,800万円の支払いがあったためでございます。  次に介護納付金5,271万2,045円でございますが、介護保険制度が平成12年度に創設された新規項目であります。  次に共同事業拠出金1,105万1,900円は、対前年度79万3,500円、7.7%の増となりました。これは高額医療費の支払いに備えまして京都府が国保連合会に委託している事業でございます。ほぼ11年度と同額となっております。  次に款保健施設費、予算額1,103万5,000円に対しまして決算額997万7,772円となりまして、105万7,228円の不用となりました。これは経費の節減によるものでございます。  次に基金積立金28万4,796円は基金利子を積み立てたものでございます。  次に諸支出金は、予算額515万5,000円に対しまして決算額365万9,600円となりまして、149万5,400円の不用となりました。これは保険税の過誤納等還付金が予測より下回ったこと、また直診勘定繰出金で医療機器の購入経費が安価で済んだことによるものでございます。  予備費3,516万3,000円はそのまま不用となりました。  次に歳入のご説明を申し上げますので、181ページをお開きいただきたいと思います。  款国民健康保険税でございますが、予算額5億2,627万6,000円に対しまして収入済額5億2,676万9,899円で、対前年度5,498万4,524円、11.7%の増となりました。これは平成12年度に創設されました介護保険料第2号で40歳以上65歳未満の方が対象となっております。一般被保険者分で1,980万円、退職被保険者分で790万円と計2,770万円が増加となったこと、また1人当たり課税標準額は若干下がったということで、加入者の増加に支えられ現年度分で2,200万円余りの増となりました。さらに収納率で現年分が94.29%と前年度より悪化しましたが、滞納分で18.11%と前年度と比較して、金額で440万円増加したこと等によるものでございます。なお収入未済額は8,663万4,524円と、前年度と比べ1,472万5,925円、20.5%の増となりました。これの対策につきましては、法制化された滞納者対策を徴収体制を含め強化し徴収に一層努力していく所存でございます。  次に款使用料及び手数料、予算額12万円に対しまして収入済額15万8,300円となりました。これは保険税でご説明を申し上げましたように滞納繰越分の収納増によるものでございます。  次に国庫支出金、予算額3億5,857万3,000円に対しまして調停、収入済額3億6,492万551円となりました。  次に款療養給付費交付金、予算額3億983万9,000円に対しまして調停、収入済額2億8,821万2,362円となりまして2,162万6,638円、7.5%の減となりました。これは退職者医療に係る支払基金からの交付金で、療養給付費を過去の趨勢から10%程度伸びると予測をしておりましが、実際は1%増と予算額に対して3,420万円の大幅な減となったことによるものでございます。  次に府支出金でございます。予算額986万円に対しまして調停、収入済額1,218万円となり232万円、19.0%の増となりました。これは前年度と同額でございます。  次に款共同事業交付金、予算額1,105万2,000円に対しまして調停、収入済額1,572万1,532円と466万9,532円の増となりました。これは前年度と比べまして高額医療の対象者が3件、また拠出金に相当な残額が生じることによる配分金によるものでございます。  次に款財産収入は28万4,796円で基金の利子で基金積み立てにより基金の現在高は2億1,696万5,901円となりました。  次に款繰入金は3,892万8,982円で、一般会計負担分として保険基盤安定繰入金、財政安定化支援事業繰入金、助産費等繰入金、精神・結核医療付加金、その他繰入金としてデータバンク分等、それぞれ負担区分に基づきまして一般会計から繰り入れてもらいました。  次に款繰越金は1億5,553万8,317円で、11年度決算に基づく繰越金で10年度と比べまして1億1,475万3,664円の減となりました。これは11年度で繰越金の一部1億3,000万円を基金に積み立てたことによるものでございます。  次に款諸収入は延滞金、加算金及び過料、預金利子、雑入を合わせて97万5,119円になりました。これは前年度と比べまして172万7,080万3,000円の減となりました。主な点といたしましては、退職被保険者返納金、無資格診療が皆無となったためでございます。  次に款連合会出資金は327万6,000円で、介護保険の導入に係る激変緩和といたしまして保険税の収納率低下に対する給付金といたしまして90万7,000円、収納対策費として236万9,000円の補助を受けたものでございます。これは国が連合会を通して補助するもので平成12、13年度限りの処置でございます。以上、歳入歳出差し引き2億929万1,640円の繰り越しとなりました。  先ほどちょっと申し上げるのを忘れておりましたが、179ページの提出日を9月10日ということでお入れいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  以上簡単でございますが、説明を終わります。よろしくご審議の上、認定賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長  日程第11、第71号議案 平成12年度精華町介護保険事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を願います。民生部長、どうぞ。 ○河村民生部長  第71号議案につきまして民生部長からご説明申し上げます。  平成12年度精華町介護保険事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町介護保険事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  提案理由でございますが、平成12年度決算を調製したので、認定のため、提案します。  次に259ページをお開きいただきたいと思います。  精華町介護保険事業特別会計歳入歳出決算書  次に260ページでございますが、歳入、歳入の合計でございますが、収入済額5億2,633万6,113円でございます。  次の262ページの歳出、歳出の合計、支出済額でございますが5億2,437万8,711円となります。  次の264ページでございますが、歳入歳出差引残額といたしまして195万7,402円、このうち110万円が繰越明許費の繰越金でございます。再差引残額といたしまして85万7,402円でございます。  平成13年9月10日提出 町長でございます。この10日の日が抜けておったらご記入をいただきたいと思います。  それでは事項別明細書ご説明する前に、介護保険がスタートしてちょうど1年が経過いたしましたが、本町の被保険者数や要介護者、要介護認定者数の状況、保険給付費等の状況等についてまずご説明を申し上げます。  被保険者数は平成12年度当初3,402人でございましたが、平成12年度末には3,664人と262人増加いたしました。精華町全人口に占める割合は12.9%となっております。また要介護認定者数につきましては、当初、申請見込み者数を1,000人程度と見込んでおりましたが、実績では665人となり66.5%、また平成12年度末の認定者数は402人で40.2%となりました。なお要介護度別では要支援51人、要介護1が111人、要介護2が78人、要介護3、59人、要介護4、56人、要介護5、47人、附属資料の方にも記載しておりますのでご覧いただきたいと思います。  次に保険給付費につきましては、当初予算編成時には国から示されました保険料ワークシートによりそれぞれのサービスごとの平均利用率から算出しました介護給付費を見込んでおりましたが、実際、実績では在宅サービス及び施設サービス合わせまして約63%の利用状況になりました。このように要介護申請者数及び認定者数並びに介護サービス給付費の利用が減少いたしましたことによって、歳出につきましては先に専決補正により必要な介護給付費等の減額を行ったところでございます。  それでは事項別明細書の歳出からご説明を申し上げますので、272ページをお開きいただきたいと思います。  まず款総務費でございます。予算額1,803万1,000円に対しまして決算額1,581万889円で、繰越明許費が220万円、不用額が2万111円となりました。また徴収費におきましては、平成14年1月1日からの支給限度額一本化に対応する介護保険事務電算処理システム改修が、国の実施要綱等の詳細な情報の提示の遅れによりましてシステム開発の実施時期が遅れましたために、システム改修委託料220万円を専決補正で平成13年度に繰り越しをいたしました。  次に項介護認定審査会費でございます。予算額1,074万4,000円に対しまして決算額1,074万563円となりました。要介護認定申請者数の減少によりまして910万円を専決補正で減額したものでございます。  次に款保険給付費、予算額4億6,004万4,000円に対しまして決算額4億5,889万7,328円となりまして、114万6,672円の不用額となりました。なお当初予算に対する介護サービス給付は約63%の利用率となり、具体的には介護事業サービス等諸費は要介護1から要介護5と認定された方に対するサービス給付費で、予算額4億4,382万円に対しまして決算額4億4,267万6,991円となりまして、114万3,009円の不用額となりました。また特例居宅介護サービス給付費、特例施設介護サービス給付費、特例居宅介護サービス計画給付費については、本町では利用対象者がなく決算額はゼロとなりました。  次に項支援サービス等の諸費でございます。要支援と認定された方に対するサービス給付費で、予算額1,495万1,000円に対しまして決算額1,494万9,468円となりました。先の介護サービス給付費と同じく特例居宅支援サービス給付費、特例居宅支援サービス計画給付費につきましては、本町では利用対象者がなく決算額ゼロ円となりました。  次に項その他諸費は、予算額85万8,000円に対し決算額85万6,305円となりました。  項高額介護サービス等費は、償還払い分の一部が平成13年度の支給決定となったために専決補正で651万6,000円を減額いたしまして、予算額41万5,000円に対し決算額41万4,564円となりました。  次に財政安定化基金拠出金でございます。3年間の事業期間を通じまして保険料収納不足や財政不足に対し、基金から交付または貸し付けを受けるために国、都道府県、市町村が3分の1ずつ負担する基金の拠出金でございます。予算額355万7,000円に対しまして、決算額355万6,494円を拠出いたしました。  次に基金積立金でございますが、平成12年度の精算を行った結果、予算額4,611万4,000円に対しまして決算額も同額となりました。  次に歳入の方の説明を行いますので、266ページをお開きいただきたいと思います。歳入のご説明の前に、保険料の状況及び国庫負担金をはじめとする各種負担金等の状況についてご説明申し上げます。  まず保険料につきましては、当初予算編成時には1人当たりの介護保険料を月額2,800円に設定してはおりましたが、平成12年4月1日の制度開始時には月額2,650円にしたことにより保険料収入が減少いたしました。平成12年度末の第1号被保険者数は3,664人で、特別徴収者が2,799人、普通徴収者が865人となっておりまして、普通徴収者の割合が23.6%になっております。また所得段階別では第1段階の方、この方が54人、そして第2段階の方760人、以下第3段階の方1,716人、第4段階の方が721人、第5段階の方が413人、復唱します。第1段階が54人、第2段階が760人、第3段階1,716人、第4段階が721人、第5段階が413人となっっております。また各種負担金等につきましては、先ほど歳出でご説明申し上げましたとおり、平成12年度の介護保険サービス給付費につきましては、認定者数や利用者の減少等により予算額を減額いたしましたので、介護保険等に係る国庫・府・町負担金等につきましても同じく減額となっております。これら保険料や国庫負担金等の減額につきましては、既に専決補正により必要な減額をさせていただいたところでございます。  それでは事項別明細書の歳入をご説明申し上げます。  まず款の保険料でございます。予算額3,005万9,000円、調停額3,005万5,100円に対しまして決算額2,974万8,000円で、収納率が98.9%となりました。内訳といたしましては、特別徴収保険料で収納率が100%ではございますが、普通徴収保険料で収納率が95.1%、未納者66人、30万7,100円、未納者66人で30万7,100円が未収金となっております。未納者につきましては、督促通知や電話での督促、または年度末には家庭訪問等を行い徴収に努めたところでございますが、介護保険という新しい制度でもございまして、引き続き制度の趣旨を説明し徴収に努力をしていく考えでございます。  次に款使用料及び手数料でございますが、督促手数料収入100円となりました。  次に款国庫支出金でございます。予算額1億2,302万7,000円でございますが、調停額1億2,302万7,650円に対し、収入済額が1億2,192万7,650円となりました。収入未済額が110万円につきましては、歳出総務費の徴収費でご説明申し上げましたとおり、平成14年1月1日からの支給限度額一本化に対応する事務処理システムの改修事業に係る経費に対する国庫補助金でございまして、先の専決補正で平成13年度に繰り越しをさせていただくこととなったものでございます。主な内訳では、目介護給付費負担金につきましては、介護給付費等に要する費用の20%が定率で交付され、予算額、収入額とも9,915万4,000円となりました。また国庫補助金の調整交付金につきましては、市町村間の財政力格差を埋めるため交付されるものでございまして、本町における今年度の交付率は4.31%で、予算額1,940万円に対し同額が交付されたところでございます。また目事務費交付金につきましては、要介護認定等事務処理に要する費用に対する補助金でございまして、予算額337万3,000円に対し337万3,650円が交付されました。  次に款支払基金交付金でございますが、社会保険診療報酬支払基金から第2号被保険者の保険料相当分として定率で33%交付されますが、予算額1億5,714万9,000円に対し同額の交付がございました。  次に款府支出金でございます。介護サービス費用等に要する費用の12.5%が定率で交付されますが、予算額5,995万3,000円に対しまして同額の交付がございました。  次に款繰入金でございます。予算額1億5,755万7,000円に対しまして、調停額、収入済額とも1億5,755万8,363円の繰り入れがございました。内訳につきましては、一般会計繰入金の介護給付費繰入金は定率で介護サービス給付費等に要する費用の12.5%が交付されますが、予算額5,691万1,000円に対しまして5,691万1,975円の繰り入れがございました。またその他一般会計繰入金は事務費相当分で、予算額897万円に対し897万388円の繰り入れがございました。  次に基金繰入金につきましては、国の特別対策による介護保険料軽減分として予算額9,167万6,000円に対し同額の交付がございました。  次に諸収入でございますが、専決補正で減額し、調停額、収入済額とゼロとなったところでございます。  以上、歳入合計5億2,633万6,113円、歳出合計5億2,437万8,711円、歳入歳出差引残高195億7,402円から翌年度へ繰り越しすべき財源、繰越明許費繰越額110万円を差し引き、実質繰越額は85万7,402円となりました。  以上簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  日程第12、第72号議案 平成12年度精華町介護サービス事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。病院事務長。 ○明石国保病院事務長  72号議案につきまして病院の事務長の方から説明させていただきます。  第72号議案 平成12年度精華町介護サービス事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町介護サービス事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  提案理由といたしまして、平成12年度の決算を調製したので、認定のために、提案いたします。  12年度から介護保険法が施行されたことに伴いまして、今まで11年度におきましては、一般会計で見てきました分と医療保険に係る分については一般会計で見ることとし、介護保険に係る分につきましては特別会計で見ることになりましたので、今回特別会計に係る分につきまして説明させていただきたいと思います。  246ページをお願いいたします。介護サービス事業特別会計歳入歳出決算書ということで、歳入、収入済額は2,030万116円となっております。  次に歳出でございますけれども、248ページをお開きください。支出済額として1,643万857円でございます。  250ページで、歳入合計2,030万116円、歳出合計1,643万857円、歳入歳出差引残額386万9,259円の黒字決算となっております。  平成13年9月10日提出 町長でございます。10日が抜けておりますので挿入していただきたいと思います。  詳しい内容につきましては、次の事項別明細書により説明させていただきたいと思います。  まず歳出の関係でございますけれども、254ページをお開きいただきたいと思います。総務費といたしまして、支出済額として349万9,408円でございます。その主なものといたしましては、新祝園駅前にございます石津ビル内でステーション活動を行っております。その維持管理経費と事務職員のパート分1名、そして活動備品の購入費を締めてが主な経費でございます。それからサービス事業費でございますけれども、これにつきましては1,293万1,449円支出しております。その主な内容につきましては、看護婦派遣に係る経費、そして訪問看護職員、すべてパートでございますけれど6名分の賃金並びに社会保険経費と医薬材料の購入費でございます。またあわせて介護保険が施行されたことによりまして、その介護専門員の質、量の充実に努めるということで研修経費を支出しております。締めて歳出全体といたしましては1,643万857円という結果となっております。先ほども申し上げましたように、実質収支額として380……。  それから歳入の方で説明させていただきます。歳入関係でございますけれども、サービス収入といたしまして収入済額が1,969万3,601円となっております。その大きな収入の一つといたしましては訪問看護費収入、これで1,685万8,004円、これについては2,037回の訪問しております。平均いたしますと8,275円となっております。訪問時間によってその収入は異なります。30分までの場合でしたら4,250円、1時間の場合でしたら8,300円、1時間30分の場合は1万1,990円というふうにそれぞれその時間によって異なっておると、今も申し上げましたように、2,037回を訪問したことによってこの金額の収入になっております。  それから居宅介護サービス計画費の収入でございますけども、計画収入といたしまして124万5,400円ということの金額になっております。これはケアプランを立てる分として164件分でございます。単価の平均として7,600円となっております。  それから自己負担金収入、1割負担していただいた分といたしまして、収入済額といたしまして159万197円ということでございます。  それから諸収入の関係では、雑入といたしまして60万6,515円、この主なものといたしましては、看護婦派遣収入、訪問入浴の関係でございますけれども51万3,400円という収入がございました。歳入合計といたしまして2,030万116円となっております。実質収支として386万9,000円の黒字ということで終わっております。  以上簡単でございますけれども、提案説明を終わります。ご審議の上、認定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長  日程第13、第73号議案 平成12年度精華町診療所事業特別会計決算認定の件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。病院事務長、どうぞ。 ○明石国保病院事務長  事務長かわりまして73号議案を説明させていただきます。  第73号議案 平成12年度精華町診療所事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町診療所事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  提案理由でございます。平成12年度の決算を調製したので、認定のために、提案いたします。  次に232ページをお開き願いたいと思います。歳入でございます。歳入合計で5,961万2,816円となっております。それから歳出の関係でございます。同額で支出済額として5,661万8,434円となりました。  236ページでございます。歳入合計5,961万2,816円、歳出合計が5,661万8,434円、歳入歳出差引残額といたしまして299万4,382円の黒字で終わっております。  平成13年9月10日提出 町長。10日が抜けておりますので、ひとつ10日をご記入願いたいと思います。  内容につきましては、事項別明細書により説明させていただきます。  まず歳出の関係で申し上げます。総務費でございます。これは診療所の運営経費に係る分でございまして、事務方の分、一般管理費におきましては103万5,376円の支出を行っております。これは給料として30万の支出を行ってる分は、事務の方については病院の方で見てるということでここから支出してる分が1点と、そのほか運営に係る分としての経費でございます。  それから財産管理費の関係でございますけれども1,143万4,222円になっております。その主なものといたしましては、けいはんな診療所の施設を借用してるということで、この経費が929万7,343円というものを支出してると、その関係の分が主な関係でございます。  それから款2医業費でございますけれども、全体で4,414万8,836円の支出を行っております。この関係につきましては、対前年度と比べまして330万ほど減になっております。その要因といたしましては、昨年の12年度からドクターが替わったということで、その分としての給料が減ってるという分が主な要因で、それとそれからその分として約200万ほど減っております。人件費の分で200万ほど減っております。
     それから次の243ページでございますけれども、使用料及び賃借料で、その分が対前年から比較しまして約60%の減でございます。それは在宅酸素というものを使ってる患者がいなくなったことによってその分が減ってるということでございます。支出済額といたしましては5,661万8,434円というような数字になって、対前年度比較いたしまして6.1%の減でございます。  それから歳入の関係でございますけれども、診療収入におきまして、238ページでございます。4,374万968円の収入済額となっております。このうち外来収入の方で3,896万3,124円、対前年と比べまして2.4%の増となっております。全体で今の診療収入として2.4%の増でございます。  それからその他の診療収入といたしましては、昨年とほぼ同額でございます。477万7,844円というような数字でございます。使用料及び手数料といたしまして8万2,680円。  繰入金につきまして、一般会計から繰り入れしていただいてる分でございますけれども、12年度は1,250万ということで、対前年と比較いたしまして35%の減でございました。金額でいいますと674万5,000円の減でございます。  繰越金につきましては297万2,978円、諸収入で31万6,190円、この分につきましては、公団の住宅の入居に係る敷金の返還分が今年度ございましたということで結果として出ております。締めまして歳入合計におきましては5,961万2,816円ということで、前年に比べて5.7%の減、これも申し上げましたように、先ほど歳出の方で人件費が減になったいうことと同様に、医者が替わったことによって若干そういったことの傾向が出てきてるんじゃないかなというふうなことを総括しております。  以上簡単でございますが、提案説明とさせていただきます。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長  日程第14、第74号議案 平成12年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第74号議案を上下水道部長がかわってご説明申し上げます。  平成12年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町公共下水道事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  1枚をお開き願います。提案理由でございます。平成12年度の決算を調製したので、認定のために、提案します。  それでは決算書の説明を行いますが、決算書の201ページをまずお開き願いたいと思います。恐れ入りますが202ページから206ページの決算書の説明につきましては、208ページから216ページの決算事項別明細書をもって説明にかえさせていただきます。  まず最初に208ページをお開きをお願いいたします。208ページ。  それでは歳入の説明をまず申し上げます。款分担金及び負担金であります。収入済額が700万2,064円でございます。これは公共下水道負担金でございまして、公団の負担、全額負担でございます。  次に使用料及び手数料1億7,465万8,841円です。使用料の下水道使用料ですが、これが1億7,076万811円でございます。これは備考のとおりでございます。  次に手数料の下水道手数料でございます。389万8,000円でございます。これも備考のところに記載しております手数料の内訳であります。  次に国庫支出金、款でございます。項の国庫補助金、目の公共下水道補助金につきましては、収入済額が3億1,100万円でございます。特にここ収入未済額はございますが、これは繰越費用の関係で未済になる分であります。  それから先に説明を忘れてましたが、364万6,310円の未済額、これにつきましては今現在、8月末現在では40万8,000円ほどになっております。これは料金が未収という分でございます。  戻りまして府支出金でございます。府補助金につきましては696万円でございまして、これは備考で見ていただきますと、同和地区水洗化促進補助金でございまして、58件掛ける12万円、これ京都府12万円でございます。ご承知の方に町がここへ足すことの12万円というふうに出てまいります。  それでは次のページに移ります。款繰入金、他会計の繰入金の目一般会計繰入金であります。収入済額につきましては5億2,207万2,321円でございます。この内訳につきましては附属資料の239ページに詳しく記載しておりますので後ほどご参照ください。繰越金につきましては3,920万8,700円でございます。  項の諸収入につきましては、款の雑入、諸収入は2億726万6,830円でございますが、項の雑入につきましては4,984万4,580円でございます。それから住宅事業収入につきましては1億5,742万2,250円でございます。これは町水からの収入になる分でございます。  次に町債でございます。公共下水道事業債でございます。7億2,950万円でございまして、これは備考のとおりこの2種類でございます。 それからここでも出ておりますが、収入未済額につきまして合計で……、合計じゃございません。後で申し上げます。歳入合計が19億9,766万8,756円でございまして、収入未済額は11億1,412万4,310円となりました。この額につきましては、使用料の未済額364万6,310円分を除いた金額、これがすべて繰り越し事業より発生したものでございます。  次のページの歳出に移ります。歳出でございます。公共下水道事業でございます。支出済額が15億9,968万5,196円でございまして、これ歳出で出てきますように、翌年度繰越額が12億5,153万6,000円でございます。  それでは総務管理費でございます。これの目の一般管理費でございます。2億6,504万3,000円となりました。主なものは職員3名分の人件費及び事務費と管理費でございます。  そして19番の負担金補助及び交付金の2億1,898万3,686円でございます。この内訳につきましては備考の中で記載しておりますように、特に中段の木津川上流浄化センター維持管理負担金、これが1億8,554万6,036円でございます。ちょっと少し詳しく申し上げますと、公共下水道接続工事奨励金というのがございます。この内訳を申し上げます。2万円分と1万円分の奨励金がございます。2万円分につきましては362件ございまして、1万円分につきましては71件でございます。これを合わすとこの金額になります。それから歳入でも申し上げましたように、同和地区水洗便所改造工事補助金でございますが、58件掛けるここで24万円と町のやつで12万円足して24万円、府が12万円、町が12万という内訳でございます。  次に項、目公共下水道事業費でございます。これが支出済額は13億3,464万1,530円でございます。ここでも出ておりますように、明許繰越費が出ております。主なものは職員4名の人件費及び事務費でございまして、次のページ214ページでございます。ここでは内訳、節のとこを見ていただきますと、委託料1億8,468万4,110円でございまして、それぞれ備考に書いております。ご参照願いたいと思います。それから工事請負費、負担金補助及び交付金でございます。さらには補償補填及び賠償金、これらが大きな額を、ウエートを占めておる分でございます。  次に款、項の公債費でございます。目元金につきましては1億3,453万3,267円でございまして、利子につきましては2億540万3,703円でございました。歳出合計では19億3,962万2,166円でございまして、繰越額が12億5,153万6,000円でございます。  それでは次のページに移らさせていただきます。平成10年度の実質収支に関する調書でございます。歳入総額が19億9,766万9,000円に対しまして、2の歳出総額は19億3,962万2,000円でございます。歳入歳出差引額が5,804万7,000円、それから翌年度へ繰り越すべき財源としまして5,365万9,000円、繰越明許費繰越額でございます。項の実質収支額が438万8,000円となります。  なお決算附属資料の233ページから241ページにつきましては、公共下水道事業の概要として詳しく載せておりますので参考にしていただければということで、説明の方はこれで終わらせていただきます。どうかご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたします。  最後に申しわけございません。206ページの提出日を入れておりませんので、申しわけございません。9月10日、10日を記入お願い申し上げたいと思います。 ○議長  日程第15、第75号議案 平成12年度精華町簡易水道事業特別会計決算認定の件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第75号議案を上下水道部長がかわって説明申し上げます。  平成12年度精華町簡易水道事業特別会計決算認定について  地方自治法第233条第3項の規定により、平成12年度精華町簡易水道事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  1枚をお開き願います。提案理由でございます。平成12年度決算を調製したので、認定のため、提案します。  それでは決算書の説明に移ります。決算書の217ページをお開きをお願いいたします。恐れ入りますが218ページから222ページの決算書の説明につきましては、224ページから230ページの決算事項別明細書をもって説明にかえさせていただきます。  それでは224ページをお開きをお願いいたします。決算事項別明細書でございます。それではまず歳入の説明をいたします。水道料金でございます。465万4,662円でございます。給水の件数は39件でございます。  次に款分担金及び負担金の目の分担金はゼロでございます。使用料及び手数料、手数料につきましては6,000円でございます。繰入金は278万2,363円でございます。  次に項の繰越金につきましては2万5,457円でございます。諸収入の項受託工事収入、同じく目の受託工事収入でございます。これはゼロ円でございます。  次のページに移ります。雑入ゼロでございます。歳入合計746万8,482円でございました。  次に228ページの歳出に移ります。歳出の説明を申し上げます。款水道事業費の目簡易水道事業費でございます。これが478万8,468円でございました。このうち主なものは、13番の委託料344万3,461円でございまして、備考のとおり主に4種類の委託をいたしました。  次に公債費でございます。公債費の目元金が155万3,338円でございます。利子が112万3,676円でございます。予備費につきましてはゼロ円でございます。歳出合計が746万5,482円でございます。それから230ページをお開きをお願いいたします。  平成12年度の実質収支に関する調書でございます。歳入総額が746万8,000円、歳出総額が746万5,000円、歳入歳出差し引きが3,000円でございました。5の実質収支額が3,000円であります。  先ほどと同じく申しわけございません、ページ222ページをお開き願いたいと思います。9月10日と提出日の10日がまた抜けております。申しわけございません。よろしくお願いいたします。  以上で説明を終わらさせていただきます。なお参考資料としまして簡水の場合は231ページに1枚だけ内訳、事業報告書を書いております。これ見ていただくと一目でわかると思います。よろしくお願いいたします。どうかご審議の上でご承認を賜りますようお願いいたします。 ○議長  ここで10分間休憩いたします。         (時に14時14分) ○議長  休憩前に引き続き再開いたします。         (時に14時27分) ○議長  ただいま一般会計と7特別会計の決算認定について提案理由の説明が終わりましたので、これより決算審査の報告を監査委員の中井議員さんから受けたいと思います。中井議員さん、どうぞ。 ○中井  監査報告をさせていただきます。皆さんの手元に配付されております決算審査報告書朗読をもって報告にかえさせていただきます。  平成13年8月29日  精華町長 鍬田利秋様                   精華町監査委員 伊藤 謙蔵                      〃    中井 靖郎  平成12年度精華町一般会計等決算審査の結果について  地方自治法第233条第2項の規定に基づき、平成12年度精華町一般会計及び各特別会計(地方公営企業法の適用を受ける事業の特別会計を除く)の決算審査を実施したので、その結果を意見を付して報告します。  1、審査を実施した期日及び場所 期日 平成13年8月20日・21日・22日・23日 場所 精華町役場  2、審査事項 一般会計、国民健康保険事業特別会計、老人保健事業特別会計、簡易水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計及び診療所事業特別会計、介護サービス事業特別会計、介護保険事業特別会計  3、審査の概要 審査に付された平成12年度一般会計及び7事業特別会計について各関係職員の説明を求め、決算諸表及び関係帳簿並びに証拠書類を抽出的に照合するとともに、形式の審査並びに計数の確認をした。また予算に定める目的に従って事業や事務が最も効果的、経済的かつ合法的に執行されているか、また財政の運営は適切であるかについて審査した。  4、審査の結果 審査に付された決算諸表は各会計とも条例や予算に沿って適正に表示していると認められた。また事業や事務は、予算に沿って効率的に執行されており、財政運営上も問題はなく適切に処理されていた。  5、個別意見  これにつきましては、記載のとおりでございますので、省略させていただきます。恐れ入りますが、14ページの総括に移りたいと思います。  総括  平成12年度一般会計決算は、歳入が211億3,390万1,000円、歳出207億1,459万円、歳入歳出差引額4億1,931万1,000円、繰越明許費繰越額2億2,603万4,000円、実質収支額1億9,327万7,000円、財政調整基金繰入額1億円、再差引残高9,327万7,000円の黒字決算となったが、町始まって以来の最高額を示した前年度の160億円台よりもさらに歳入は48億円(29.5%)、歳出は47億円(29.4%)と飛躍的に増加してついに200億円の大台を突破した。  決算数値の大幅増大は歳入面で庁舎、図書館、体育館及びコミュニティーセンターの建設等で各種特定目的基金の繰入額が総額47億2,909万1,000円となって前年度よりも41億5,305万5,000円(721%)の激増、また地域総合整備事業債(特別分)の増加により地方債が総額41億4,600万円となって前年度よりも8億7,880万円(26.9%)も増加したことが主因で、必然的にこれらの事業執行の結果が歳出となったもので、庁舎や体育館の新築等の大型単独事業が集中して普通建設事業費が132億2,574万円にも達し最終的に200億円を超えた本年度の決算数値は一過性のもので対前年度比較もさしたる意義はない。  一般的に財政力判定上の一要素となっている経常一般財源等収入額が63億8,462万2,000円(減税補填債5,140万円を加えると64億3,602万2,000円)で前年度の66億5,811万7,000円よりも2億7,349万5,000円(4.1%)減少しているが、これは前年度の特別土地保有税取得分3億1,941万2,000円が皆減したため地方税が総額43億8,188万円で前年度に比し3億6,820万3,000円(7.8%)減少したのと、この取得分が基準財政収入額にも算入されて普通地方交付税が1億5,893万6,000円削減され、地方税と交付税を合わせて4億7,834万8,000円減少したものでこのため経常収支比率も前年度の79.1%よりも6.1%低下して85.2%となったがこれらは前年度から予想されていたもので懸念すべき現象ではない。  標準財政規模は63億2,311万9,000円で前年度よりも2億1,308万6,000円(3.5%)の伸びを示しているし公債費比率は14.0%で前年度より0.3%低下、3カ年平均の起債制限比率も7.1%で前年度より0.9%低下している等それぞれ堅調な数値を示しているので緩慢ながら財政力は上向いていると判定してよいのではないかと認められる。  光台、精華台両地区の供用により転入人口が増加し窓口業務も相当繁忙を来していて税収にも相当幅の伸びが期待できる明るい要素もあるが規制緩和や権限委譲に加え国の構造改革の推進で交付金や補助金は次第に厳しさを増してくるのに反し、完成した近代的庁舎や体育館等の従来とは比較にならぬ高額の恒常的維持管理費や残高178億円に達する地方債の償還開始に伴う公債費の膨張等、今後の財政運営はなかなか容易でないと認められるので全職員が厳しい現状を認識し、協力一致してそれぞれの持場において創意工夫を凝らして一層効率経済的財政運営に取り組まれたい。  なお、当初予算編成に当たり歳入財源不足のため財政調整基金取り崩しにより7億6,955万1,000円の繰入金を計上しながら年度中に収支改善が図られたとして今年度もまたその全額を減額補正しているのは適当でない。次年度以降はこのような無用の繰入金は計上しないよう改めたい。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長  ご苦労さんでございました。  日程第16、第76号議案 平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。病院事務長、どうぞ。 ○明石病院事務長  76号議案、病院の事務長かわりまして説明させていただきます。  第76号議案 平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定について  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  提案理由といたしましては、平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算を調製したので、認定のために提案いたします。  13ページから説明させていただきたいと思いますので、13ページをお開きいただきたいと思います。
     平成12年度精華町国民健康保険病院事業報告書ということで、概況、総括事項。現在、医療を取り巻く環境は、急速な人口の高齢化、出生率の低下、疾病構造の変化、医療にニーズの多様化等により、大きく変化してきており、厚生省によりますと医療費抑制策で医療機関の経営環境は、ますます厳しさを増してきている現状にあります。  本院は地域住民の要望により設立されたものでございまして、個人・医療法人・国立等の開設による病院とは基本的に違っております。地方公営企業法によると自治体病院は公共性と経済性をともに発揮し、地域住民の医療・福祉に寄与するものと定められているところでございます。12年度におきましては「思い遣る心を大切に」「よく生きる」を重点項目に掲げ住民医療にこたえるべく活動を行ってきたところでございます。  その主なものといたしましては、1、医療機器等の整備充実ということでアからエまで、すべてこれは整形外科の関係の機器の整備充実に努めたところでございます。それから二つ目には、患者のサービス向上を図るために行ったことといたしましては、整形外科医の常勤化にし整形外科診療の充実を行っております。二つ目には、救急告示病院の指定をそのまま継続してきたというようなことでございます。  年間利用患者数といたしましては、入院患者数延べ1万5,754人ということで、前年度と比較いたしまして586人が増えております。3.9%の増でございます。それから外来患者の延べ数といたしましては4万7,309人ということで、前年から比べて140人の0.3%の増となっております。特に12年度、大きな件といたしましては、手術の件数が前年から比べまして44件増えております。97件というような結果に終わったということで大きく伸びたということでございます。そうした詳しい内容につきましては、参考資料でそれぞれ添付しておりますのでご覧いただけたらありがたいと思っております。  次に経営収支につきましてですけれども、収益的収入では、医療収益といたしまして8億1,342万円、対前年度比5.5%の増でございます。金額で4,223万7,000円の増でございます。医業費用といたしましては9億4,658万円で、対前年度比4.6%の増でございます。4,159万3,000円の増となっております。医業収支で申し上げますと1億3,316万円の損失となっております。前年と比べまして0.5ポイントの改善となって、わずかに改善を図ることができました。これは今も申し上げましたように、整形外科常勤医によることによります患者数の増によるところのものが大きいものでございます。  病院環境を取り巻く情勢につきましてはまことに厳しい状況にあります。病院職員一同が「最小の経費で最大の効果」を発揮するよう前年度に引き続き努めてきたところでございます。その結果収支で地方公営企業の繰り出し基準に基づく繰出金1億3,592万9,000円を受けましたが、結果的には11年度に引き続きまして2,931万1,000円の赤字決算となりました。前年から比べますと約400万円ほど改善が図られたということで、率で申し上げますと前年と比べまして12.1%の減となっております。  資本的収入でございますけれども、資本的収入といたしまして3,302万9,000円、対前年度比11.6%の減で432万3,000円の減でございます。それから資本的支出でございます。6,104万2,000円ということで、対前年度10.3%の増ということで570万1,000円の増となり、これらの不足額2,801万3,000円につきましては、過年度損益勘定留保資金2,801万3,000円で補填しております。なお、事業内容は整形外科関係の医療機器の整備充実に努めたところでございます。  また建設改良費1,000万のうち病院施設整備計画の基本設計料として50万4,000円を使用いたしました。残り949万6,000円については次年度に繰り越ししたところでございます。  以上のとおり、激動する厳しい医療環境にあって本年度も各種の病院基準に基づき規模こそ最小の病院でありますけれども、内容としては他の病院にも負けない「真に従事する職員が世話になりたいと思える病院」を目指しております。加えて「病院は、患者のためにあるのであって、病院のために患者はあるのではない」ことを念頭に置きまして、今後さらに医療サービスの向上に努め「心の通った医療の拠点」として使命を果たすとともに病院経営の効率化に一層努力してまいりたいと、かように思っておるところでございます。  内容につきましては、3ページの損益計算書により説明させていただきたいと思いますので、恐れ入りますけれども3ページをお開きいただきたいと思います。平成12年度の損益計算書ということで医業収支、1入院収益といたしまして3億8,049万2,484円でございます。率にいたしまして、入院の方では9.4%の増となっております。金額で3,267万の増でございます。これは先ほども説明させていただきましたように、整形外科を常勤化したことによる分として大きく増えてるということでございます。  それから外来収益につきましては3億9,724万7,818円になっております。対前年と比較してほぼ横ばいでございますけど、若干の黒字ということで1.4%のプラスになってる、黒字、増えております。1.4ポイントの増でございます。  それからその他の医療収益につきましては3,567万9,786円、前年から比べまして約400万というような増になっております。率で13.7ポイントの増でございます。この要因につきましては、健康に対する関心が高まってきたということで、人間ドック並びに成人病検診等でその収益が伸びてるということで、すべて合わせまして医業収益といたしまして8億1,342万88円となっております。  続いて医業費用でございますけれども、給与費、これにつきましては5億5,398万8,826円ということで、前年から比べまして1,600万ほど増えております。それは病院職員はもちろん、また整形外科医を常勤化したことによるところのものが入って増えてると、前年から比べまして3.1%の増でございます。  それから材料費でございます。材料費につきましては2億7,943万9,619円となっております。前年から比べまして4.1%の増でございます。  それから経費でございます。経費の関係では7,803万4,555円、対前年から比較しますと19.5%の増となっております。この分の増の要因といたしましては、検査業務を委託したということの分と、あわせてCT、エックス線透視検査の保守管理料等が出てきたことによるところのもので増えてきております。  減価償却費につきましては3,459万6,709円ということで、約10ポイントの増でございます。資産減耗費といたしましては15万499円、研究研修費として37万29円ということで、医業費用全体で9億4,658万237円ということで、先ほども申し上げましたように4.6%の増ということでございます。最終、医業利益としては1億3,316万149円の損失となっております。  それから医療外の収益でございますけれども、受取利息及び配当金につきましては60万3,535円ということで、前年から比べまして100万ほど落ちております。62.3%の減でございます。これは大幅に利子が減ったということで利息が落ちたということでございます。  それから負担金交付につきましては1億3,592万9,000円ということで1.4%の増になっております。  その他の医療外収益といたしましては805万2,140円ということで、前年から見まして42.6ポイントの増でございます。締めて医療外収益としましては1億4,458万4,675円で、対前年と比較しまして2.3ポイントの増となっております。  続いて4ページでございますけれども、医療外費用、支払利息の関係で2,162万9,749円、雑支出で1,910万5,840円となりまして、医療外費用で合わせて4,073万5,589円、ほぼ前年と同額となっております。医療外費用全体ではそういうことでございます。経常利益といたしましては2,931万1,063円の赤字決算となった次第でございます。前年度繰越利益剰余金3億7,775万3,005円からその分を補填ということで、当年度未処分利益剰余金としては3億4,844万1,942円ということで最終的になった次第でございます。  次に資本的収支の説明でございますけれども、先の総括で説明をさせていただいておりますので省略させていただきたいと思います。  その他附属資料並びに参考資料等添付しておるので、ご覧いただけたら幸いかと存じます。  以上簡単でございますけれど、提案説明とさせていただきます。ご審議の上、認定いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長  日程第17、第77号議案 平成12年度精華町水道事業特別会計決算認定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第77議案を上下水道部長がかわってご説明申し上げます。  平成12年度精華町水道事業特別会計決算認定について  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成12年度精華町水道事業特別会計決算を認定に付する。  平成13年9月10日提出 町長  次のページをお開き願います。提案理由でございます。平成12年度の決算を調製したので、認定のため、提案します。  それでは決算書の1ページをお開き願います。平成12年度精華町の水道事業の報告書でございます。概況の(1)総括事項でございますが、まず12年度の給水状況としまして、年度末給水戸数が8,892戸でございました。そして年間総有収水量が321万1,254立方メートルとなりました。給水戸数では774戸が増加し、それから年間総有収水量では9万6,540立方メートルの増加となりました。  それから下の方へ行きまして第3条の収益的収支状況でございます。事業収益7億3,417万9,338円に対しまして、事業費用の6億9,869万6,941円でございまして、純利益が3,548万2,397円を計上いたしました。ただし、この純利益のうち固定資産売却益による特別利益として561万9,000円が含まれています。  次に第4条の資本的収支につきましてでございます。資本的収入12億757万2,748円に対しまして、資本的支出11億7,968万3,804円で、収入のうち9,200万円を繰越工事資金として翌年度へ繰り越しをしたため6,411万1,056円の不足となっていますが、前年度繰越工事資金4,500万円と過年度分損益勘定留保資金1,911万1,056円で補填をいたしました。  次に2ページでございます。議会で議決していただいた事項でございます。それから職員に関する調書。3ページ、工事の関係でございます。建設工事の概要でございまして、たくさんあるわけですが、主な事業だけ、こういう施工内容で行いましたという表は4ページまで記載しております。4ページは改良工事の方の概況でございます。  5ページから6ページをお願いいたします。業務の関係で業務料でございます。表のとおりでございまして対前年度比較をしております。  次に7ページでございます。事業収入に関する事項でございまして、表のとおりで同じく対前年度比較をしております。この表の一番下の方の供給単価131円13銭/立方メートルでございます。前年度が121円60銭でございます。8ページをお願いします。事業費関する事項も次のとおりでございます。前年度比較をしております。表の一番下ですが、給水原価217円58銭/立方メートルでございまして、前年度比、前年度が222円58銭/立方メートルでございました。  9、10ページにつきましては、重要契約の要旨でございます。細かいものは載せておりませんが、主なものを載せております。10ページまで続きます。企業債の一時借入金の概要がここで記載しております。主に水道の決算の内容はここで大まかに説明をさせていただいたということでございまして、後の数字の説明、決算書そのものの説明でございますが、恐れ入りますが、資本的収支明細書と収益費用明細書をもって説明にかえさせていただきますので、22ページをお開きをお願いいたします。  収益費用明細書でございます。まず収入であります。事業収益については合計7億3,417万9,338円でございました。営業収益では、主なものは給水収益の水道料金でございます。そして受託事業収入、さらにはその他の営業収入としまして手数料、それから雑収益、消火栓維持管理収益、下水道負担金でございます。  次に営業外収益でございます。2億8,354万4,867円でありまして、受取利息、雑収益、そして特に負担金でございます。これは5,137万9,961円ですが、ご承知のように京阪単独の下狛開発分の負担分としていただいております。  次に財政調整基金繰入金2億2,977万9,561円でございます。これは受水費支払分として充当していく分でございます。京都府の料金にお支払いするものでございます。それの歳入を入れた分でございます。特別利益では、固定資産売却費でございまして561万9,000円、旧第1加圧ポンプ場跡地を処分させてもらったものです。それから収益合計としまして7億3,417万9,338円となりました。  次に支出でございます。款の事業費用、項営業費用でございます。事業費用の項では6億9,869万6,941円でございまして、営業費用がそのうち6億8,845万1,307円となります。目の原水及び浄水費でございます。主なものは職員の給料費と手当等、それから委託料がございます。  24ページをお願いいたします。ここでは特に動力費の2,020万3,727円が主なもので、内訳は備考のとおりでございます。  次に目の配水及び給水費でございます。主なものは職員5名の給料手当等の人件費でございます。また事務費なり管理費がここに計上をさせていただきました。そして二つ目は委託料でございます。1,781万2,805円ということで、備考で水質検査委託等それぞれ6種類でございます。  それから次に下の方の25ページになりますが、動力費1,800万5,855円でございます。これ、ぞれぞれの施設別に記載しております。  次に総係費でございます。これは主なものとして職員7名の人件費、事務費そして施設管理費でございます。次の26ページの委託料がさらに大きなウエートを占めております。26ページです。1,375万337円となっております。内訳は主にこの4種類でございます。  次に減価償却費でございます。6,598万9,991円で、内訳は備考欄のとおりでございます。資産消耗費は133万2,190円でございます。項の営業外費用は1,024万5,630円でありまして、企業債利息及び借入金の利息でございます。予備費がゼロです。支出合計が6億9,869万6,941円でございました。  次に28ページをお願いいたします。資本的収支明細書の説明をいたします。まず収入でございます。資本的収入12億757万2,748円となりました。項の固定資産売却代金、同じく目の同名でありますが14万1,000円、それから次に分担金、項の分担金でございます。11億7,117万9,492円で、内訳はこの備考欄のとおりでございます。  次に基金繰入金、財政調整基金繰入金22万3,461円です。その他資本的収入の目の財政調整基金でございます。3,602万8,795円でございまして、これは預金利息でございます。収入合計が12億757万2,748円でございました。  次に29ページの支出でございます。資本的支出、資本的支出の合計は11億7,968万3,804円となりました。項の建設改良費の配給水施設費としまして2億1,439万9,323円です。工事請負費委託料はこの金額でございますが、冒頭に説明いたしました3ページ、4ページにあります。また9ページから10ページの方のそれぞれの概要なり要旨を表でまとめておりますものをまた参考にいただければというふうに思います。  次に項の企業債償還金でございます。810万9,047円でございます。項の施設費でございます。固定資産購入費としまして節で4種類ございますが、合わせて1,460万8,661円となりました。  次に項の拡張整備事業費でございます。まず事業費は9億653万7,978円でございまして、そのうち目の事業費が8億7,160万3,074円でございました。ここでは工事請負費委託料、補償金、固定資産購入費として節で記載しておりますが、工事請負費と委託料についても先ほども申し上げましたように、冒頭に概要報告いたしました表をご参照賜りたいと思います。  総係費でございます。目総係費、次のページまで及んでおります。30ページをお開き願いたいと思います。ここでは給料、手当、法定福利費として職員4名分の人件費でございます。  その他資本的支出、財政調整基金でございますが3,602万8,795円でございます。  支出合計が11億7,968万3,804円でございます。第3条の収益的収支及び第4条の資本的収支の総括は冒頭で申し上げましたので省略をさせていただきます。  以上をもって説明を終わります。どうかご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  それでは先ほどの監査報告に引き続き、2特別会計の決算審査のご報告を監査委員の中井議員さんから受けたいと思います。中井議員、どうぞ。 ○中井  先ほどと同じように監査報告させていただきます。説明は病院と水道になっておりましたが、この冊子の順序で水道からさせていただきます。  平成13年8月29日  精華町長 鍬田利秋様                   精華町監査委員 伊藤 謙蔵                      〃    中井 靖郎  平成12年度精華町水道事業特別会計決算審査報告書  地方公営企業法第30条第2項の規定により、平成12年度精華町水道事業特別会計の決算審査を実施したので、その結果を意見を付して報告します。  1、審査実施年月日及び同場所 平成13年7月18日 精華町水道事務所  2、審査の手続 事業管理者から提出された決算書類が水道事業の財政状態及び経営成績を適法かつ正確に表示しているかどうかを検証するため、会計諸帳簿と関係証拠書類との照合やその他必要と認められる一般的審査手続を実施するほか、水道事業が常に能率的経済的運営を図りながら、町民の日常生活に密着する公営企業として円満な事業サービスの提供に努めているか等、その事業運営方針の適否と正確な経営成績の把握を主眼として審査を実施した。  3、審査の結果 審査に付された決算諸表は水道事業の財政状態とその経営成績を適法かつ正確に表示しているものと認める。また業務及び事務は合理的能率的に運営処理されており、経済性の発揮と町民に対する円満な事業サービスの提供に懸命の努力を続けていることが認められ、その事業運営方針は適当である。  第4、個別意見  これにつきましては、記載どおりでございますので省略させていただきまして、恐れ入りますが、8ページの総括に移りたいと思います。  総括  計画策定と工事開始から実に29年、驚異的ともいえる長期継続事業となった第4次拡張計画事業は本年度末において建設仮勘定として149億4,275万7,606円を固定資産に積み上げてようやく終結に近づくと共に、従来の拡張に次ぐ拡張の動的攻めの経営から安定した経営基盤確立を指向する内面整備の静的守りの経営に移行する転機を迎えようとしている。  すなわち本事業の中心であった相楽ニュータウン、公団祝園地区及び精華台地区等学研都市建設に関連する大型開発地域の配水管布設工事も3地区に合わせた計画総延長9万5,039.9メーターのうちわずかに祝園地区内で延長834メーター(同地区の計画延長4万2,071メーターの2%)を残しているのみでほとんど完成といってよく、また老朽石綿セメント管のダクタイル鋳鉄管への布設替改良工事も年度内に延長1,716メーターを実施したので残存する石綿セメント管は2万2,833メーターとなって水道管総延長19万9,540メーターの11.5%に減少している等、建設、改良両工事とも活発に進んでいる。  職員の直営による工事設計管理は逐年増加して本年度は「九百石川都市下水路工事に伴う配水管移設工事」ほか11件を職員5名の時間外勤務延べ132時間、同手当額24万9,554円で処理されているが、これを業者委託とした場合の推定委託費1,525万5,450円に比し1,500万5,896円の節減を見たこととなり、職員の企業意識のあらわれで独立採算を建前とする公営企業運営の理念からまことに好ましい傾向であり今後もさらに積極的に実施されるよう期待する。  前年度後半に実施された10%の料金値上げと消費税を外税扱いとする実質15%の値上げに相当する一連の改定が「水道経営の健全化」を事業運営の重点としている本年度決算にいかなる数値を示すか注目の的であった。結果は事業収益7億3,417万9,338円、事業費用6億9,869万6,941円、差し引き3,548万2,397円の純利益を計上したが利益には固定資産売却による特別利益561万9,000円が含まれているのでこれを差し引くと実質営業利益は2,986万3,397円で給水収益4億2,107万7,257円の7.1%に止まっており拡張増大した諸設備の維持管理費の増加等経営の厳しさをうかがうことができる。  経営を圧迫している最大の要因は営業費用6億8,845万1,307円の57%も占める3億9,135万2,507円に達する受水費にあることは明かである。日量1万1,500立米、年間受水量419万7,500立米のうち年間従量水量128万388立米(30.5%)で残り291万7,112立米(69.5%)が空水となっているが自己水源水と府営水を区別して1立米当たりの給水原価を試算すると前者は150円49銭、後者は334円78銭となって府営水の給水が著しく不利益であることが認められる。柘榴水源も日量1,944立米に増強され北稲配水池工事の順調に進んで自己水源は相当増強できる見込みであるから受水条件等府営水との間には種々問題点も存在するがこの際自己水源を活用して受水費の圧縮を図る方策を検討する時期でないかと認められる。  本年度末現在において63億456万4,118円の基金と10億3,769万8,647円の現預金を保有しているが超低金利で営業外の受取利息もほとんど見込めず、4億円近い受水費の支払い、なお延長2万2,833メーターに及ぶ老朽石綿セメント管の改良工事費の確保、さらに拡張工事進展に伴い増加する諸設備の維持管理費の負担等を考慮すれば現有の資産額程度では長期の安定経営は保し難いと認められるので全職員が現状をよく認識し一致して事業の能率経営的運営に取り組まれるよう要望する。以上でございます。  次に病院の方へ移らせていただきます。  平成13年8月29日  精華町長 鍬田利秋様                   精華町監査委員 伊藤 謙蔵                      〃    中井 靖郎  平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算審査報告書  地方公営企業法第30条第2項の規定により、平成12年度精華町国民健康保険病院事業特別会計の決算審査を実施したので、その結果を意見を付して報告します。  1、審査実施年月日及び同場所 平成13年7月19日 精華町国民健康保険病院  2、審査の手続 事業管理者から提出された決算書類が、病院事業の財政状態及び経営成績を適法かつ正確に表示しているかどうかを検証するため、会計諸帳簿と関係証拠書類との照合やその他必要と認められる一般的審査手続を実施した。また、病院事業が公営企業として合理的に運営して経済性を発揮するとともに町立病院として地域住民の健康保持と医療福祉増進に寄与しているか等、その事業運営方針の適否と経営成績内容の把握を主眼として審査を実施した。  3、審査の結果 審査に付された決算書や、関係諸表は、国民健康保険病院事業の財政状態とその経営成績を適法かつ正確に表示しているものと認める。  また、業務および事務は、合理的能率的に運営され、よく経済性の発揮して公営企業として独立採算の健全性を維持し、町立病院として患者の信頼を確保しつつ地域住民の医療福祉の充実増進に大きく寄与しており、その事業運営方針は適正と認められるが、経営成績については最近の病院を取り巻く厳しい環境を反映し2,931万1,063円の事業損失が生じた。  4、個別意見  記載のとおりでございますので省略させていただきます。10ページをお開き願います。
     総括  本年度は経営成績を直接左右するほどの大きな薬価基準や診療報償の改定がなく診療条件面ではほぼ平穏に近い年度であったが小規模病院を取り巻く医療環境は国の総医療費抑制策の推進で極めて厳しい条件下に置かれていることはここ数年来変わりはない。  従来から看護基準の上位移行や医学管理料加算に係る行政庁への届出に加え、特に本年度に入って最新高性能医療機器の新規準備と担当医を常勤とする整形外科部門の充実、年度契約した薬品購入価格の年度中途における引き下げ交渉の強行による薬品費の節減等、院長以下全職員が協力一致して収支両面にわたる経営努力にもかかわらず本年度もまた残念ながら1億3,316万149円の医業損失が生じた医業外利益1億384万9,086円を加えて最終的に2,931万1,063円の事業損失に止まったことは当院の規模と設備等から総合的に判断してまずは納得しなければならない数値ではないかと認められる。  ア、薬品使用効率の低下、イ、患者数の伸び悩み、ウ、医業収益に対する給与費薬品費の高率化(96.2%)による医業収支のバランスの崩れ、等が経営不振の原因ではあるがリハビリテーション科の運営が経営悪化に拍車をかけていることも否めない。すなわち同科の患者延べ数は5,548人で1件65点、診療点数36万620点で、収益は360万6,200円であるのに対し、関係職員の3名の給与費のみでも899万6,000円で大きな持ち出しであり、これを正規に届出承認を得るよう既往の決算審査において具体的な数字を示して再三繰り返し提言し尽くしているのにいまだ解決を見ないのは残念である。  今後の当院運営について種々論議されているが、ア、敷地建物ともに狭隘で各科専用の診察室、処置室、検査室等も十分でない。  イ、総婦長等管理職員の指定席や看護婦宿直室も固定したものがない。  ウ、駐車場が狭隘で常に満車状態となり患者数の減少につながりかねない。  エ、鉄道路線に近接しているため騒音と大気汚染が甚だしく、立地場所が病院として不適当である。  オ、地域別病床数の指定、規模別医療の次元類別体系化、外来を抑制する医療の方向づけ等による国の小規模病院に対する経営圧迫と最終的には整理、統合、廃院への追い込み。等の現状を直視考察すれば当院の将来はどうあるべきか結論は明白で早速検討議論の余地はなく、当分は現有設備の最高限度に活用して現状の経営を続け、その間に可及的早期に現在地以外の場所において国の方針に適合した病院を新築するのが妥当な選択と認められる。  期待以上に豪華ともいえる近代設備の整った役場庁舎をはじめ、体育館、コミュニティーセンター及び図書館も相次いで完成したので町民は続いて保健、医療、福祉の拠点となる近代的な病院の現出を強く願望しているのでこの際英断をもって全町民の期待にこたえらるよう要望する。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長  ご苦労さんでございました。 ○議長  ここで10分間休憩いたします。         (時に15時27分) ○議長  それでは再開いたします。         (時に15時40分) ○議長  日程第18、第78号議案 精華町議会政務調査費の交付に関する条例制定についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長、どうぞ。 ○井澤総務部長  第78号議案、総務部長かわってご提案申し上げます。  第78号議案 精華町議会政務調査費の交付に関する条例制定について  精華町議会政務調査費の交付に関する条例を次のように定める。  平成13年9月10日提出 町長  記、精華町議会政務調査費の交付に関する条例(案)。  趣旨。第1条でございます。この条例は地方自治法第100条第12項及び第13項の規定に基づき、精華町議会議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、議会における会派に対し政務調査費を交付することに関し、必要な事項を定めるものでございます。  第2条、交付対象でございますが、政務調査費は精華町議会における会派に対し交付するものでございます。  第3条、交付額をうたってございまして、月額1万円として会派の所属議員の数を乗じて得た額を会派に対し交付するものでございます。  それから中段以降、第4条でございます。交付につきましては、毎年度4月30日までに申請することとしてございます。  1番下でございます。次のページにかかりますけれども、第5条、交付決定につきましては、会派の代表者に通知を行うというところでございます。  第6条につきましては、交付請求及び交付についてうたってございまして、町長に対し請求、それを受けまして速やかに政務調査費を交付するものとするというふうにしてございます。  次に第7条でございます。使途基準につきましては、これにつきましては規則で定めているものでございます。  第8条につきましては、経理責任者の配置。  第9条は、収支報告書の提出につきましてうたってございます。  次のページでございます。第10条、政務調査費の返還について。  また第11条では、収支報告書の保存及び閲覧でございまして、報告書に当たっては議長のもとで5年保存すること、さらには閲覧できるものの内容をここにうたっているものでございます。  第12条、規則への委任でございます。  附則、施行期日、1、この条例は、交付の日から施行する。  なお2項では、経過措置といたしまして13年度における取り扱いをうたっているものでございます。  次に提案理由につきましては、1番後ろのページ、8ページでございます。  提案理由。精華町議会における会派活動費の交付を目的として、この条例の制定を提案するものでございます。  以上簡単ではございますが、説明にかえさせていただきます。どうぞご審議賜りますようよろしくお願いします。 ○議長  日程第19、第79号議案 精華町税条例一部改正についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長、どうぞ。 ○井澤総務部長  第79号議案につきまして、総務部長かわってご提案申し上げます。  第79号議案 精華町税条例一部改正について  精華町税条例の一部を改正する条例を、次のように定める。  平成13年9月10日提出 町長  記、精華町税条例の一部を改正する条例(案)。  精華町税条例の一部を次のように改正する。  内容につきましては、まず附則第19条関係につきまして、株式等の譲渡所得等に係る個人の町民税の課税の特例をうたったものでございまして、1項中につきましては項5の整備、そして4行目からの第3項につきましては今回新たに加わったものでございまして、平成13年10月1日から平成15年3月31日までの期間内に限り上場株式等の譲渡に対する課税の特例であって、その所得から100万円を控除するものでございます。  次に下から7行目の4項につきましては、適用を受ける場合の申告書記載についてうたってございます。  また次のページでございます。附則第20条の関係でございますけども、前項の適用による条項整備をここにうたったものでございます。  附則、この条例は、公付の日から施行し、改正後の精華町税条例の規定は、平成13年10月1日から適用する。  4ページ、提案理由でございます。長期保有株式に係る小額譲渡益非課税(特別控除)制度の創設を内容とする地方税法の一部を改正する法律が平成13年6月27日に公付され、同年10月1日に施行されることに伴い、精華町税条例の一部を改正する必要が生じたため提案いたします。  記、主な改正内容、個人の町民税について、所得割の納税義務者が、平成13年10月1日から平成15年3月31日までの期間内に、所有期間が1年を超える上場株式等の譲渡をした場合においては、当該上場株式等に係る譲渡所得の金額から100万円を控除することとしたものでございます。  次のページ、新旧対照表でございます。右が改正前、左が改正後でございます。また13年度課税状況をベースにいたしまして、例えにとりまして見てみますと、15名ぐらいの方々が該当となり4%の税率より計算いたしますと約40万円の税収入減となるような見込みでございます。  以上簡単ではございますけれども、説明とかえさせていただきます。どうぞご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第20、第80号議案 公共下水道事業に伴う片町線祝園構内九百石川1号雨水建設工事委託契約の締結についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。事業部長、どうぞ。 ○澤田事業部長  第80号議案、事業部長がかわって提案説明を申し上げます。  公共下水道事業に伴う片町線祝園構内九百石川1号雨水建設工事委託契約の締結について  地方自治法第234条第2項の規定に基づき、JR西日本の片町線祝園構内九百石川1号雨水建設工事について、次のとおり委託契約を締結するため、議会の議決を求める。  平成13年9月10日提出 町長                記  契約の目的 公共下水道事業に伴う片町線祝園構内九百石川1号雨水建設工事。  契約金額 金4億4,578万3,000円。  契約の相手方 大阪市阿倍野区松崎町1丁目2番12号、西日本旅客鉄道株式会社執行役員大阪支社長村上恒美。  3ページの提案理由でございます。本工事は、九百石川水路建設事業のうちJR西日本片町線横断区間について、下記の理由により工事の委託契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案します。  記、今回の工事区間は、JR西日本片町線の軌道敷地内及び鉄道と近接している町道祝園98号線横断部の工事であり、仮設工事を含め施工上一体施工をする必要があり、また鉄道運行上の安全対策、軌道工事及び電気工事等鉄道事業者でなければ施工ができないため、西日本旅客鉄道株式会社に工事を委託するものであります。  本件につきましては、精華病院前の既設都市下水路より山手幹線までの811メーター間を雨水排水計画に基づきまして整備を進めているところでございます。8月の臨時議会におきまして、近鉄工区の減額委託契約について議決をいただいたところでございます。今回の委託分は近鉄工区上流部のJR横断部40メーター間の委託工事でございます。ボックスカルバートの形状といたしましては、幅が3,050ミリ、そして高さが1,400ミリで計画しております。  工法といたしましては、近鉄横断部は開削工法で施工を行いましたが、今回の部分は計画放線状に線路の分岐機がございまして、そういう関係上、非開削工法により施工を行うことになりました。これは開削工法で施工を行った場合、分岐機の移設が発生いたしましてプラットホームの位置の変更が伴いまして、ほかに与える影響が大きいということからJRと協議の結果、非開削工法となったものございます。  なお、これまでの本水路の工事及び現在施工中の近鉄工区委託工事につきましては、都市下水路事業としてこれまで取り組んできておりましたが、京都府の指導によりまして公共下水道事業の雨水事業として事業を進めるのが今全国的な動向でございまして、また有利に展開できるという指導がございまして、このことから平成12年の11月20日に都市計画決定を行いまして、今年度より公共下水道事業として取り組んでいるところでございます。その結果、補助率が10分の4から10分の5、10%の増、補助額が10%増となります。そして本年度からこれまで都市計画課で担当しておりましたが、雨水事業ということで建設課で担当をする予定でございます。  4ページに参考資料を添付をしております。工事場所は榊ヶ坪及び祝園西1丁目地内でございます。  委託工事の概要でございますが、延長が40メーター、そして水路の断面が幅が3,050ミリ、高さが1,400ミリ、標準断面でございます。そして土木工事としては仮設工が主に鋼矢板の工事でございます。そして推進工事として箱型の推進工を27.5メーターでございます。これを10メーターのボックス2本、そして7.5メーターのボックス1本を、先ほど申しました3,050ミリと高さ1,400ミリのいわゆるボックスカルバートを、次の5ページを恐れ入ります、お開き下さい。5ページの左側の下に仮設計画平面図として赤で囲った部分がございます。この左側の囲いの中の下のいわゆる白い部分で、この10メーターのボックスカルバートを作製いたします。これを3本ここでつくります。これを横取りをしまして、横に滑らしまして押し込んでいくというものでございます。これが27.5メーターでございます。そしてあと薬液注入口139.1立米、そして全体として40メーターでございまして、あと残りの12.5メーターについては、開削で現場打ちのボックスカルバートをつくるという予定でございます。その後、軌道工事、そして信号通信工事、記載のとおりでございます。  工期につきましては、契約日の翌日から平成15年の9月30日、約2年でございます。  5ページに位置図、それから平面図、この右側の下の標準断面図が先ほど申し上げましたボックスの大きさでございます。内径が3,050ミリ幅、そして高さが1,400ミリ、これのボックスカルバートを布設するというものでございます。この赤の部分につきましてはJR西日本に委託する場所でございまして、この13、14年度分が6ページのグリーンとそれからブルーの部分でございます。そして15年度でその下の黄色の部分、これを予定をしているところでございます。  以上簡単ですが、説明にかえさせていただきます。ご審議の上、ご承認賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長  日程第21、第81号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事請負契約の締結についての件を議題といたします。  本件につきましては、杉山議員が地方自治法第117条の規定により該当いたします。除席されますのでよろしくお願い申し上げます。           (杉山議員除斥) ○議長  それでは、提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第81号議案を上下水道部長がかわってご提案の説明を申し上げます。  平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事請負契約の締結について  平成13年9月4日、地方自治法第234条第2項の規定に基づき、指名競争入札に付した平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事について、次のとおり請負契約を締結するため、議会の議決を求めます。  平成13年9月10日提出 町長  2ページをおめくりお願いいたします。                記  1、契約の目的 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事。  2、契約金額 7,140万円。
     3、契約の相手方 京都府相楽郡精華町大字祝園小字正尺15−5番地、杉山興業・前田共同企業体代表者株式会社杉山興業代表取締役杉山勇。  次、3ページをお願いいたします。提案理由でございます。本工事は、精華町公共下水道事業の整備推進を図るため、下記の理由により工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案します。  記、1、本工事は、精華町大字祝園小字五反畑及び大字菅井小字北ノ堂地内において、各家庭に接続する汚水管の布設工事(開削工法)でございます、を行い公共下水道の促進を図るものであります。  2、汚水管の布設工事に伴い、上水道施設の移設工事及び配水管の更新もあわせて施工を行うものでございます。  それでは4ページをお願いいたします。参考資料でございます。工事施工場所は、祝園の五反畑と菅井の北ノ堂地内でございます。  工事の概要を説明します。まず下水道工事でございます。施工延長が673メーターありまして、汚水管布設工651メーター、それから人孔、副管工、公共汚水桝設置工そして舗装復旧工等でございます。上水道工事でございますが、施工延長が663.1メーター、配水管が5種類、制水弁設置工が4種類、単口消火栓、それから給水管布設替工でございます。  次に5ページをお願いします。経過でございます。設計図書公布日が平成13年8月24日でございます。入札日が平成13年9月4日でございます。工期につきましては、議決をいただきました翌日から平成14年3月31日でございますが、恐れ入りますが、これは実際の工期といたしましては延長を余儀なくされるものでございまして、いろいろ地下埋設工事なり工事の工程をいたしますと、3カ月ぐらいはさらに延長するんではないかということが現在わかっております。その上でひとつ繰り越しにつきましては、時期が来ればお願いを申し上げたいというふうに思っております。ご理解を賜りたいと思います。  それから、5番の指名業者リストでございます。以下の7企業体でございました。  6番の契約保証金、これは契約額の1割、ご承知のように1割でございます。714万円でございます。保証事業会社の保証でございまして、保証人は以下のとおりでございます。  ここで少し入札結果を参考までに申し上げておきたいと思います。予定価格は7,491万7,500円でございまして、落札率は95.3%でございました。  それから6ページにつきましては、平面図と位置図でございます。  簡単でございますが、以上で提案の説明を終わらせていただきます。どうかご審議の上、可決賜りますようお願いいたします。 ○議長  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。ございませんか。           (なしの声) ○議長  質疑なしと認めます。討論省略してお諮りすることにご異議ごさいませんか。           (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。  お諮りいたします。第81号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事請負契約の締結についての件は、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立を願います。           (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。  よって第81号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華第3処理分区整備(北ノ堂その3)工事請負契約の締結についての件は原案のとおり可決されました。 ○議長  杉山議員の入室を許します。           (杉山議員除斥解除) ○議長  日程第22、第82号議案 公共下水道(雨水)事業 下狛ポンプ場建設(その3)工事請負契約の締結についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第82号議案を上下水道部長がかわって提案説明を申し上げます。  公共下水道(雨水)事業 下狛ポンプ場建設(その3)工事請負契約の締結について  平成13年8月13日、地方自治法第234条第2項の規定に基づき、指名競争入札に付した下狛ポンプ場建設(その3)工事について、次のとおり請負契約を締結するため議会の議決を求めます。  平成13年9月10日提出 町長  2ページをお開きお願いいたします。                記  1、契約の目的は、公共下水道(雨水)事業 下狛ポンプ場建設(その3)工事。  2、契約金額は、9億9,750万円でございます。  契約の相手方は、京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20番地、日立製作所、前澤工業共同企業体代表者株式会社日立製作所京都支店支店長松森清でございます。  次に3ページをお願いいたします。提案理由でございます。本工事は、精華町公共下水道(雨水)事業の整備推進を図るため、下記の理由により工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案します。  記、九百石川につきましては、現在、自然流下により木津川へ放流を行っていますが、内水排除対策として雨水ポンプ施設を設置する下狛ポンプ場の整備を順次進めているところでございます。  つきましては、今回、雨水ポンプ施設の機械設備工事を行うものでございます。  それでは4ページをお願いいたします。参考資料でございます。工事施工場所は、下狛の大字脇田地内でございます。  工事概要を説明します。主なものとしましては、下狛ポンプ場の主ポンプでございます。機械工事でございます。これが排出量としまして1台当たり3立方メートル/1秒でございます。これについて2台ですから6トン、6トンの能力を持つポンプでございます。これが本工事の心臓部でございます。次に制水弁、それぞれ各4台でございます。減速機は2台でございます。内燃機関はガスタービンほか地下燃料タンク、燃料小出漕、燃料移送ポンプがそれぞれの台数で設置します。配管類では主配管、主配管可撓継手があります。可撓継手というのは曲がり管のことでございます。そして天井クレーンが連動式で1基、防塵機設備では自動防塵機が2台とし渣搬出機が1台でございます。これし渣搬出機というのはごみを出す機械でございます。  5ページに移ります。そしてコンテナが1台とコンテナ吊上装置が1機でございます。そしてゲート設備は下記の5種類の5門でございます。  経過、3番の経過であります。設計図書公布日が平成13年8月9日、入札が平成13年の8月23日に行いました。  4、工期でございます。議決の翌日から平成15年12月28日、これは既に継続期の設定をさせていただいておるものでございます。  それから5番、指名業者リストは以下の6企業体でございます。  6番の契約保証金でございます。契約保証金ですから1割ですから9,975万円でごさいます。保険会社の保証でございます。以下のとおりです。  ちなみに入札結果を申し上げます。予定価格は10億3,635万円でございました。落札率は96.25%でございます。  次に、以下図面をつけておりますので、次のページの位置図、そして平面図でして大体機械工事の部分的配置図が右側にございます。  それから1枚めくっていただきますと、カラーのパースが建物のパースでございまして、この工事そのものとはあまり関係は直接ございませんが、既に発注しております土木建築の工事のパースでございます。これは参考までにつけております。  次のもう1枚めくっていただきますと、平面図でいろいろポンプ室なり、そのポンプの位置を表記しております。さらにもう1枚最後のページですが、断面的にこういう据えつけをしますというものでございます。建物の方、線が入っておりますが、先ほどのパース図面、カラーでありましたこういう中へ織り込んでいくというものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。どうかご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。           (なしの声) ○議長  なければこれで質疑を終わります。討論省略してお諮りすることにご異議ごさいませんか。           (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。  お諮りいたします。第82号議案 公共下水道(雨水)事業 下狛ポンプ場建設(その3)工事請負契約の締結についての件は原案のとおり決定することに賛成の議員は起立を願います。           (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。  よって第82号議案 公共下水道(雨水)事業 下狛ポンプ場建設(その3)工事請負契約の締結についての件は原案のとおり可決されました。 ○議長  日程第23、第83号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事請負契約の締結についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長、どうぞ。 ○岩井上下水道部長  第83号議案を上下水道部長がかわって提案説明を申し上げます。  平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事請負契約の締結について  平成13年8月29日、地方自治法第234条第2項の規定に基づき、指名競争入札に付した平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事について、次のとおり請負契約を締結するため議会の議決を求めます。  平成13年9月10日提出 町長  2ページをお願いいたします。                記  1、契約の目的 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事。  2、契約の金額 7,560万円でございます。  3、契約の相手方 京都市下京区油小路通塩小路下る東油小路町533−6、大鉄工業株式会社京都営業所所長山脇淨でございます。  次に3ページをお願いいたします。提案理由でございます。本工事は、精華町公共下水道事業の整備推進を図るため、下記の理由により工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案します。                記  1、本工事は、精華町大字菱田小字山路地内においてJR学研都市線の軌道区間を含む町道菅井菱田線に汚水幹線を推進工法にて布設し、あわせて隣接する宅地への面整備管を開削工法にて布設することで公共下水道の促進を図るものでございます。  2、汚水幹線の工事とあわせて、上水道の配水管を布設するものであります。  次に3ページをお願いします。参考資料でございます。工事場所は、菱田の山路地内でございます。工事概要でございます。まず下水道工事でありますが、施工延長は156.5メーターございます。高耐荷力泥土圧推進工でございます。これが91.3メーター、それから鋼製さや管方式泥水式推進工、これが17.2メーター、そして汚水管布設工が48メーターでございます。立坑が2種類、3カ所、それから人孔が2号と1号がございます。それぞれ2カ所、4カ所、それから公共汚水桝設置工で3カ所でございます。次に上水道工事であります。施工延長が130.4メーターでございます。これは鋳鉄管、同じく同延長でございます。それから経過、3番の経過でございます。設計図書公布日が平成13年8月20日でございます。入札日が平成13年の8月29日に行いました。4、工期でございます。議決の翌日から平成14年3月31日でございます。次に5ページ、次のページをお願いいたします。5番の指名業者リストでございます。これはJR業者の中から推薦指名を受けまして、そして本町で選定をさせてもらったものでございまして、下記の11社でございます。6番の契約保証金、これも1割、契約額の1割でございまして756万円でございます。保険会社の保証で保証人は記載のとおりでございます。  ここで入札結果につきまして申し上げます。予定価格は7,848万7,500円でございます。落札率は98.5%でございます。  それでは6ページの図面ですが、位置図、平面図、断面の一部を添付していますのでご参照を願いたいと思います。  以上で説明を終わります。どうかご審議の上、可決賜りますようお願いいたします。  すんません。先ほどの入札結果の落札率については96.3%に修正をお願いいたします。98.5と申し上げましたが96.3%の間違いですので訂正をさせていただきます。以上で終わります。 ○議長  提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。           (なしの声) ○議長  なければこれで質疑を終わります。討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。           (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。  お諮りいたします。第83号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事請負契約の締結についての件は原案のとおり決定することに賛成の議員は起立を願います。
              (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。  よって第83号議案 平成13年度流域関連公共下水道事業 精華8−2号汚水幹線築造(その3)工事請負契約の締結についての件は原案のとおり可決されました。 ○議長  日程第24、報告第14号 財団法人精華町都市緑化協会平成12年度決算に関する書類の提出についての報告書の説明を求めます。事業部長、どうぞ。 ○澤田事業部長  報告第14号、事業部長がかわって報告を申し上げます。  財団法人精華町都市緑化協会平成12年度決算に関する書類の提出について  地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、財団法人精華町都市緑化協会の平成12年度決算に関する書類を別紙のとおり提出します。  平成13年9月10日報告 町長  平成9年3月26日発足をしまして5年締めを迎えまして登録作業人も150名を超えまして、年間作業日数も延べ2, 500日という状況になってございます。平成12年度の経営状況について提出がございましたので別紙のとおり報告させていただきます。 ○議長  日程第25、報告第15号 財団法人精華町都市緑化協会平成13年度事業計画に関する書類の提出についての報告書の説明を求めます。事業部長、どうぞ。 ○澤田事業部長  報告第15号、事業部長がかわって報告を申し上げます。  財団法人精華町都市緑化協会平成13年度事業計画に関する書類の提出について  地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、財団法人精華町都市緑化協会の平成13年度事業計画に関する書類を別紙のとおり提出します。  平成13年9月10日報告 精華町長  都市緑化協会の設立趣旨に基づき、さらなる発展を目指し平成13年度の利用計画書の提出がございましたので別紙のとおり報告いたします。 ○議長  これで本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。  第2日目の本会議は、13日木曜日午前10時から予定いたしております。定刻までにご参集賜りますようお願い申し上げます。  本日は長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。         (時に16時24分) ────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。    平成13年 月  日           精華町議会議長           署名議員           署名議員...